皮膚疾患

皮膚科

ウェルネスクリニック神楽坂の皮膚科は、主に、慢性化した難治性皮膚病を対象にしています。*
皮膚は全身の問題を反映します。内臓に問題がある以上、皮膚が健康にはなりえません。

慢性の皮膚疾患はステロイドやかゆみ止めなどの対症療法である程度はコントロール可能ですが、限界があります。漢方薬は肌をうるおしたり、血行を改善する効果がありますので、皮膚疾患に効くこともあります。けれども、根本治療ではないため、皮膚症状の原因を治さない限り、完治は望めません。
ウェルネスクリニック神楽坂では、アトピー、にきび、乾癬、毛孔性苔癬、赤ら顔、掌蹠膿疱症、じんましんをはじめとする、慢性の難治性皮膚疾患に対し、内科的な観点から全身の機能を調整し完治を目指しています。

がん、糖尿病、胃腸炎などの基礎疾患がある場合は皮膚のトラブルが発生します。このような内科の基礎疾患の管理はもちろんのこと、隠れた大元の原因や皮膚の悪化のきっかけとなったエピソードにも配慮し、治療計画を立てます。当院にはとりあえず塗り薬といったような「とりあえず」の発想がありません。
皮膚は目に入るので心理的作用が大きくはたらきます。皮膚の不調のせいで自尊心や情緒、対人関係、業務、学業のパフォーマンス、QOLにも影響を及ぼします。皮膚は身体を包み身体を守る免疫の作用もあります。皮膚は身体の最も大切な器官のひとつです。長期にわたり問題を抱えてきたのであれば、皮膚に現れているトラブルとその下に隠れている内臓の問題とは切り離せません。その場しのぎの対応ではなく、じっくりと腰を据え、隠れた病因を解明しながら根本的な治療に取り組みます。

皮膚領域の治療対象例

  • アトピー
  • 湿疹
  • にきび、肌荒れ、口周囲皮膚炎
  • 乾癬
  • 掌蹠膿疱症
  • 帯状疱疹、ヘルペス、とびひ、蜂窩織炎、白癬、みずむし、爪白癬、マラセチア皮膚炎、脂漏性湿疹
  • 赤ら顔
  • かゆみ
  • 乾燥症/乾皮症
  • 薬疹、接触性皮膚炎、機械性じんましん、ミミズ腫れ、アレルギー、慢性じんましん
  • 色素異常
  • 脱毛症
  • 頭部湿疹、ふけ

皮膚科の治療費

☆急性皮膚疾患は保険適応
☆慢性皮膚疾患は保険適応外

としている理由。

慢性の皮膚疾患のための根本治療初診料22,000円(税込)

(複雑性、機能不全の多様性、病気のバックグラウンドによって料金が異なることもあります。)

皮膚疾患のうち、虫刺され、接触性皮膚炎、爪白癬、とびひなど、対症療法で対応する場合は保険診療です。ウェルネスクリニック神楽坂では、大概の急性の皮膚疾患は保険診療で拝診します。
一方、慢性化し、原因が不明で、根本治療を行う皮膚疾患の場合は、症状や病名にかかわらず、保険適応外の自由診療で治療を行います。たとえば、アトピー性湿疹の根本治療であれば、とりあえずかゆみを抑えるといったような方法ではなく、大元の原因とからだの多様な機能不全を調整しながら完治を目指しますので、保険適応の範囲を超え自由診療です。

当院では、長期化した皮膚疾患は対症療法は行いません。ととえば、アトピーであれば、まず、保湿ケアしないといけないほど表皮へ水分が届かない理由をまず考えます。皮膚の表面の末梢循環障害と血小板凝集が何によって引き起こされててなぜ長期化しいているのか、に着目し、調整します。労力と時間がかかりますし、全身各機能を見直す術も要します。アトピー性湿疹でステロイド不使用、保湿ケアのみ、という治療法を好む方もいらっしゃるかと思います。体に優しいように見える治療方法も対症療法で、根本治療ではありません。
保険診療は対症療法の、原因にかかわらずを抑えることが治療方針ですので、当院の方針と異なるため、自由診療という方法で慢性皮膚疾患に取り組むことにしたというのが経緯です。

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