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	<title>ウェルネスクリニック神楽坂</title>
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	<description>- Wellness Clinic Kaurazaka -</description>
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	<title>ウェルネスクリニック神楽坂</title>
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		<title>松果体の石灰化でメラトニンが減る</title>
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		<pubDate>Sun, 06 Sep 2026 04:10:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アンチエイジング]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>メラトニンは脳内の真ん中あたりに位置する松果体という臓器から分泌されるホルモンです。メラトニンの分泌量は乳幼児期に最も多く、思春期を過ぎると加齢とともに徐々に減少します。加齢とともに減少するホルモンは決して珍しくないので [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/09/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3_%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%A5%9E%E6%A5%BD%E5%9D%82.webp" alt="" class="wp-image-4839" style="aspect-ratio:1.7777777777777777;width:1024px;height:auto"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>メラトニンは脳内の真ん中あたりに位置する松果体という臓器から分泌されるホルモンです。メラトニンの分泌量は乳幼児期に最も多く、思春期を過ぎると加齢とともに徐々に減少します。加齢とともに減少するホルモンは決して珍しくないのですが、メラトニンは別格です。メラトニンも加齢とともに分泌量が減ります。ところが、メラトニンが減ってしまうことによって加齢が一段と進むという特徴があります。ですから、メラトニン減少を軽視すると老化の負のスパイラルに陥ってしまいやすいのです。もしメラトニンが20代や30代から少なくなってしまっているならば、その方は早期老化リスクに直面しているということです。実際に年齢が若い人たちの間でもメラトニン不足が起こっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜメラトニン不足になってしまうのか、その理由はメラトニンを作って分泌する松果体が関係します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">松果体の存在は2000年前古代ギリシャ時代に発見され、その重要性は語り継がれてきました。松果体はおでこの表面でかつて第３の目として光を感知していたものが、進化して脳内に収まった臓器です。メラトニンを分泌しながら体内時計として作用します。近年解明され注目される事実としては、メラトニンが体内時計以上の存在であって、アンチエイジング物質だということです。細胞を再生する幹細胞にも、アンチエイジングのホルモンバランスにも、腸の健康にも、脳の保護にも、エネルギー産生のためのミトコンドリアにも、メラトニンは主役級に役立っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところがこの松果体はあいにく石灰化しやすいのです。松果体が石灰化すると、メラトニンが作られなくなります。ですから松果体の石灰化は、メラトニン量が減ってしまい、体内時計も崩れ、脳のエイジングにも影響を及ぼしてしまうのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">臓器は石灰化したら元に戻らない</h3>



<p class="wp-block-paragraph">松果体の石灰化（カルシウムの結晶が沈着すること）のイメージは、柔らかい組織が石のようになってしまうことです。体の一部が石になったら元に戻せません。魔法瓶ポット内の壁にこびりついた部分は石灰化した結晶です。ポット内の結晶は定期的に削ったり掃除したり酸で溶かしたりしますね。体内では削り取る作業ができないので、例えば心臓、血管の壁に沿った石灰化は動脈硬化になって血液の流れが悪くなります。（ですから血管の炎症は放置するべきではないのです。）松果体のようなホルモンを産生する柔らかい臓器も老化に伴い、石灰化します。松果体が老化すると石灰化して、松果体が本来の機能を果たせなくなり、昼夜のサーカディアンリズムを保てなくなります。メラトニンを分泌しなくなり、全身の老化速度を左右します。老化速度が速いと、松果体が石灰化しやすくなり、一層老化が進行します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンを分泌する松果体は、血液脳関門というフィルターに守られずむき出しになっています。血液脳関門とはバリア機能を持つ構造です。バリアに保護されていない松果体は、毒にさらされやすいので、石灰化しやすいということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えばコロナ後遺症やコロナのワクチンは血管内の慢性炎症が持続して、松果体が石灰化しやすくなります。また、脳の酸欠状態も松果体の石灰化を進行させます。例えば高血圧や睡眠時無呼吸や肺気腫、喘息などの呼吸器系の基礎疾患があると、脳が酸欠になり、松果体は石灰化しやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">松果体の一部は第三脳室内にという場所に浮いている状態になっていて、外的因子に影響を受けやすいのです。頭部外傷(TBI)や脳卒中も松果体の石灰化を進めます。頭部外傷は交通事故や転倒と、総合格闘技やサッカーなどスポーツによるリスクも含みます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">松果体の石灰化はいったん起こってしまうと元に戻せません。石灰化した部分の松果体からメラトニンは分泌されません。ですから、メラトニン量を十分に確保したければ、外部からメラトニンを補充する方法が現実路線です。または、これ以上石灰化を進行させない工夫をします。一つの案としては松果体を再生するという幹細胞移植による再生医療です。松果体再生は確実で長期的視野に立つ発想ですが、費用が高いのでもっと手軽に実践できるメラトニン補充から見てみましょう。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>松果体の位置</td></tr><tr><td>脳のバリア（血液脳関門）に保護されない解剖的な位置に存在する。</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>血液脳関門（BBB）とは？&nbsp;</td></tr><tr><td>脳の主要な血管に備わっている「有害物質を通さないフィルター」のことで、要するに脳を守るバリアです。 松果体はこのバリアに守られていないので、血液中の有害物質や病原体が流入しやすく、炎症が起こり石灰化しやすくなります。</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading">メラトニン補充療法</h3>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>メラトニン補充は、睡眠障害・サーカディアンリズム障害（昼夜逆転）を改善します</strong>。体内のメラトニンの化学構造と完全一致のメラトニンを補充する、天然メラトニン補充療法は安全で有効な手段です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・<strong>不足分の補完:</strong>&nbsp;松果体の機能低下で分泌されなくなった夜間の血中メラトニンを補い、脳へ「夜が来た」というシグナルを伝えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>天然ホルモン補充療法としての位置づけ:</strong>&nbsp;石灰を取り除いたり、石灰化を逆戻りさせることはできませんが、不足しているホルモンを補い、睡眠の質や生体リズムを改善することができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・医療機関で処方するメラトニン受容体作動薬（ロゼレム®）という製剤は<strong>不足した夜間の血中メラトニンを補い、生体リズムの調整や睡眠障害の改善を目指します。しかし、</strong>天然型メラトニン補充の場合は体内時計、睡眠改善だけでなくアンチエイジングの効果も得られます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">メラトニン補充療法の手順</h4>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>投与のタイミング:</strong>&nbsp;就寝の約1時間前に摂取することで、自然な夜間の分泌曲線を模倣し、睡眠への移行をスムーズにします。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>適切な用量の選択</strong>： 一般的に低用量（１mg〜3mg程度）から開始します。慢性炎症対策、免疫治療、癌予防、脳内の解毒システムの活性化や脳のアンチエイジング効果も取り入れたい場合、高容量にすることがあります。医師との相談が必要です。</li>



<li><strong>薬剤・サプリメントの種類</strong>：医師の管理下で天然ホルモン補充の一環としてメラトニン処方を受けるのが安全です。</li>



<li><strong>光との併用</strong>：昼間の強い光（太陽光など）の浴用と組み合わせることで、メラトニンを分泌し易くなり、また、メラトニン補充の効果を高めます。</li>



<li><strong>暗闇の利用：寝る時は真っ暗にします。光を浴びている最中はメラトニンが作用しません。パソコンやスマホなどの液晶の光も消します。アイマスクを着けてもいいです。</strong></li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading">松果体石灰化予防</h3>



<p class="wp-block-paragraph">石灰化を進行させないように、予防をしましょう。キーワードは脳の酸欠、フッ素、リンです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">1. フッ素を取りすぎない</h4>



<p class="wp-block-paragraph">脳の奥にある松果体は、体の中で一番フッ素が溜まりやすい場所です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">フッ素が溜まるとカルシウムと結びつき、松果体が骨のように固まり機能が低下します。普段の生活で、フッ素を取りすぎないことが大切です。PFAS（ピーファス）などのフッ素化合物は松果体に影響を与えます。PFASは土壌汚染由来に飲食物から体内に侵入することがあります。水道水は浄水器を通しましょう。（フッ素化合物（PFOAとPFOS除去）と明記した浄水器）水道水は沸騰させてもフッ素化合物を飛ばせません。沸騰よりも浄水器です。また調理器具などのフッ素加工品は傷をつけたり空焚きしないなど留意して正しく扱う、など普段からできることは取り入れましょう。フッ素加工樹脂は油も水も撥ねる便利な物質ですので、身近にあります。例えば防水スプレー、雨具、フライパンなどですね。フライパンはお店で売っているから安全というわけではなくて、使い方次第ではフッ素コーティングが溶け出します。また、ハンバーガーやフライドポテトの包装紙のような油が滲みない包装紙もフッ素化合物が含まれます。空気中のフッ素化合物は空気清浄機を使って除去しましょう。日常生活でフッ素遮断を意識すると、松果体が石灰化しにくくなります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">2. 脳の「酸素不足」を防ぐ</h4>



<p class="wp-block-paragraph">松果体は、たくさんの血液と酸素を必要とする場所です。脳に酸素が充分に届かない状況になると、松果体も影響を受けます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>血管の炎症</li>



<li>脳梗塞または脳出血</li>



<li>いびきや睡眠中の無呼吸（睡眠時無呼吸）</li>



<li>脳の酸欠を起こしやすくする病気（例えばバベシア病*、動脈硬化など）</li>



<li>一酸化中毒</li>



<li>呼吸器の病気（例えば、重症の喘息、肺気腫、慢性気管支炎など）</li>



<li>貧血</li>



<li>甲状腺機能低下症</li>



<li>心不全、動脈硬化、高血圧など</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">これらがあると脳が酸素不足になり、松果体の細胞がダメージを受けて固まりやすくなります。脳の酸欠の原因因子を治しながら、松果体に血流と酸素を届けることが松果体対策になります。松果体対策とは全身の最適健康状態を目指すということです。オゾン自己血治療を取り入れたり、全身慢性炎症の対策、血管壁の炎症対策（キレーションなど）、バベシア症、呼吸器系などの基礎疾患の治療も結果的に松果体を石灰化させにくくします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">*バベシア症とは？</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>赤血球内に寄生する原虫　赤血球に寄生して溶血を引き起こす病気です。赤血球の働きを弱めるので、酸素を運搬しにくくさせます。バベシア症が慢性化している場合、慢性的に全身の細胞に酸素が届きにくくなります。脳は特に酸素を大量に必要とする臓器なので、最も影響を受けます。</td></tr></tbody></table></figure>



<h4 class="wp-block-heading">3. 食品添加物の「リン」を避ける</h4>



<p class="wp-block-paragraph">ジャンクフード、スナック菓子や加工食品によく使われる添加物（無機リン）を取りすぎると、松果体にカルシウムが沈着しやすくなります。無機リンは体内に吸収されやすい分、他のミネラルに悪い影響を与えます。例えば亜鉛不足やマグネシウム不足を起こしたり、骨からカルシウムが溶け出しやすくなります。松果体のためだけではなく、ジャンクフードはそもそもお勧めできませんね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ジャンクフードを減らし、亜鉛やマグネシウムなどの栄養バランスを整えることで、カルシウムが結晶として間違った箇所で沈着することを予防しやすくなります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">終わりに</h3>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンはでしゃばらず、仕事ができて、人知れず夜中に働き、古代から人間の欲求に寄り添ってきた、アンチエイジング作用を持つホルモンです。「睡眠ホルモン」という狭い解釈を超えて、松果体〜幹細胞〜免疫系〜ミトコンドリア〜細胞老化〜脳の健康を調整します。松果体を石灰化させない対策を日常的に取り入れてみましょう。もしも、毒にあふれた現代社会の環境下で松果体の石灰化を免れない、というならば、睡眠中の暗闇を徹底したり天然型メラトニン補充を一考するのも良いでしょう。（補充の可否や適応については医師に相談することをお勧めします）</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Tan DX　et.al. Pineal Calcification, Melatonin Production, Aging, Associated Health Consequences and Rejuvenation of the Pineal Gland. Molecules. 2018 Jan 31;23(2):301.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6017004/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6017004/</a><br>松果体の萎縮や機能低下には、加齢による自然な変化から、現代特有の環境要因まで、複数の原因が重なり合っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Belay DG, Worku MG. Prevalence of pineal gland calcification: systematic review and meta-analysis. Syst Rev. 2023 Mar 6;12(1):32.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36879256/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36879256/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Rezzani R, Franco C, Hardeland R, Rodella LF. Thymus-Pineal Gland Axis: Revisiting Its Role in Human Life and Ageing. Int J Mol Sci. 2020 Nov 20;21(22):8806.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33233845/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33233845/</a><br>胸腺―松果体を軸として再定義。胸腺と松果体の繋がりを回復させることができるかどうかがアンチエイジングの鍵になる、という最新の知見。免疫細胞、幹細胞、抗炎症、細胞のリズムの相互関係に着眼しトレンドを押さえた研究。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Hardeland R. Aging, Melatonin, and the Pro- and Anti-Inflammatory Networks. Int J Mol Sci. 2019 Mar 11;20(5):1223. doi: 10.3390/ijms20051223. PMID: 30862067; PMCID: PMC6429360.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30862067/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30862067/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Talbot NC, Luther PM, Spillers NJ, Ragland AR, Kidder EJ, Kelkar RA, Varrassi G, Ahmadzadeh S, Shekoohi S, Kaye AD. Neuroprotective Potential of Melatonin: Evaluating Therapeutic Efficacy in Alzheimer’s and Parkinson’s Diseases. Cureus. 2023 Dec 22;15(12):e50948. doi: 10.7759/cureus.50948. PMID: 38259379; PMCID: PMC10801273.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38259379/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38259379/</a><br>アルツハイマー病とパーキンソン病の改善をもたらすメラトニン効果</p>



<p class="wp-block-paragraph">Shuai Y, Liao L, Su X, Yu Y, Shao B, Jing H, Zhang X, Deng Z, Jin Y. Melatonin Treatment Improves Mesenchymal Stem Cells Therapy by Preserving Stemness during Long-term In Vitro Expansion. Theranostics. 2016 Aug 8;6(11):1899-917.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4997245/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4997245/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Lu KH, Hsieh YH, Lin RC, Tsai MY, Yang SF. Melatonin: A Potential Therapy for Osteoporosis With Insights Into Molecular Mechanisms. J Pineal Res. 2025 Jul;77(4):e70062.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12127785/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12127785/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Hardeland R. Melatonin and the Programming of Stem Cells. Int J Mol Sci. 2022 Feb 10;23&nbsp;<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8879213/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8879213/</a><br>メラトニンはアンチエイジングホルモンであり、幹細胞の作用、分裂と複製、幹細胞生存のサポートを助けると結論づけている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Reiter RJ, Tan DX, Korkmaz A, Rosales-Corral SA. Melatonin and stable circadian rhythms optimize maternal, placental and fetal physiology. Hum Reprod Update. 2014 Mar-Apr;20(2):293-307. 　<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24132226/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24132226/</a><br>メラトニンは卵巣と胎盤の両方で産生され、酸化ストレスの分子損傷や細胞機能障害から保護します。特に胎盤は、持続的な低酸素状態で大量のフリーラジカル生成と臓器機能障害が生じやすいのですが、メラトニンに保護される。妊娠中はメラトニンの生成を妨げる行動を控えメラトニンを産生しやすくすること。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Hablitz LM, Plá V, Giannetto M, Vinitsky HS, Stæger FF, Metcalfe T, Nguyen R, Benrais A, Nedergaard M. Circadian control of brain glymphatic and lymphatic fluid flow. Nat Commun. 2020 Sep 2;11(1):4411.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32879313/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32879313/</a><br>脳内の老廃物除去システムが概日リズム（メラトニン）によってどのように制御されているか、その物理的なネットワークを明らかにしています。脳のクリーニング機能とメラトニンの関係についての最新知見（グリンファティックシステムと脳のデトックス）</p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/adrenal-fatigue/pineal-gland/">松果体の石灰化でメラトニンが減る</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>『メラトニン』〜無双のアンチエイジング物質〜</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Aug 2026 05:57:58 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>メラトニンは‘’ウェルネス‘’のための最重要物質のひとつです。 単なる睡眠ホルモンにはとどまらないメラトニン メラトニンは一般には睡眠を促すホルモンと知られていますが、近年の研究により、生体内の最強クラスのアンチエイジン [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/08/melatonin-pineal-gland.png" alt=""/></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">メラトニンは‘’ウェルネス‘’のための最重要物質のひとつです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">単なる睡眠ホルモンにはとどまらないメラトニン</h3>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンは一般には睡眠を促すホルモンと知られていますが、近年の研究により、生体内の最強クラスのアンチエイジング物質でもあることが明らかになってきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その他、脳の保護、体型維持、ミトコンドリアサポート、免疫強化、コロナ後遺症（Long COVID）、ブレインフォグ、倦怠感、癌予防など、多彩な作用があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に抜きん出ているのがアンチエイジング作用です。もともとメラトニンは昼間と夜と光の違いを感知して、人間の体内時計として存在してきました。扱い様によっては、人間の生命のリズムを若いままに維持します。それどころか、老化細胞の処理をして、積極的なアンチエイジング効果を発揮します。老化のメカニズムは「老化細胞」が主体だと解明されています。メラトニンは老化細胞が拡散する老化メッセージを消す働きをします。メラトニンは体内の産生物のうち、圧倒的なアンチエイジング作用を持っているということです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">メラトニンはどこで作られているのか？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンは脳の中心近くの松果体という臓器から分泌されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">松果体はサイズは大豆１個くらいのサイズで、松ぼっくりのような形をしています。（だから松果体というネーミングです）　眉間の真ん中から脳内に真っ直ぐ進んだ奥（左右の耳を結んだ辺りの奥行き）に松果体が位置します。（脳の図の光った部分。英語で松果体の意味のpineal glandと記しています）</p>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/08/melatonin-pineal-gland.png" alt="松果体の位置" style="aspect-ratio:0.6666666666666666;width:404px;height:auto"/></figure>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/08/melatonin-pine-cone.png" alt="松ぼっくり" style="aspect-ratio:0.8384615384615385;width:218px;height:auto"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンの古典的な仕事　昼間と夜のメリハリのリズムを取り、睡眠の質を高める作用が松果体から分泌されるメラトニンの任務です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">体内時計作用　&nbsp;朝の光を浴びてから約15時間後に分泌が高まり、体にそろそろ眠る時間だよ、とサインを送ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">サードアイ（第３の目）　光を感知して昼夜のリズムをとらえます。額の中心にある見えない目のことですが、トカゲなど一部の動物は第３の目で光を感知します。哺乳類は進化し大脳が大き過ぎたため、第３の目は松果体として脳の奥まったところへ収まったようです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">メラトニンの驚異的な作用</h3>



<p class="wp-block-paragraph">以下はメラトニンの体内時計と睡眠サポート以外の代表的な作用です。実はメラトニンは松果体以外に全身の細胞からも分泌されます。これらがアンチエイジング作用や免疫に関与することが比較的近年知られるようになりました。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li><a href="https://wellnesskk.net/%e3%80%9c%e7%84%a1%e5%8f%8c%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%82%b0%e7%89%a9%e8%b3%aa%e3%80%9c%e3%80%80%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%88%e3%83%8b%e3%83%b3/#melatonin-action-1">アンチエイジング作用：老化細胞編</a></li>



<li><a href="https://wellnesskk.net/%e3%80%9c%e7%84%a1%e5%8f%8c%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%82%b0%e7%89%a9%e8%b3%aa%e3%80%9c%e3%80%80%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%88%e3%83%8b%e3%83%b3/#melatonin-action-2">アンチエイジング作用：幹細胞・ミトコンドリア編</a></li>



<li><a href="https://wellnesskk.net/%e3%80%9c%e7%84%a1%e5%8f%8c%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%82%b0%e7%89%a9%e8%b3%aa%e3%80%9c%e3%80%80%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%88%e3%83%8b%e3%83%b3/#melatonin-action-3">免疫強化</a></li>



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<li><a href="https://wellnesskk.net/%e3%80%9c%e7%84%a1%e5%8f%8c%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%82%b0%e7%89%a9%e8%b3%aa%e3%80%9c%e3%80%80%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%88%e3%83%8b%e3%83%b3/#melatonin-action-7">コロナ後遺症・ブレインフォグ</a></li>
</ol>



<h4 class="wp-block-heading">1. アンチエイジング作用：老化細胞編</h4>



<p class="wp-block-paragraph">アンチエイジング作用を理解するために２つの用語「老化細胞」と「SASP」を紹介します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">老化は老化細胞が起こす現象です。正常な細胞がダメージを受けると細胞分裂を止め、「老化細胞」と変わり果てます。この老化細胞が周囲に炎症性物質を撒き散らします。老化細胞が撒く炎症性物質は老化のメッセージの発信と同じです。SASP*というのは、老化細胞が老化をまるで伝染病のように周囲に広げていく様子のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">*SASP（Senescence-Associated Secretory Phenotype：細胞老化関連分泌現象）</p>



<p class="wp-block-paragraph">SASPの現象は「まるでゾンビ」、です。老化細胞がゾンビで、ゾンビが周囲の人間を次々にゾンビ化するホラーな状況です。ゾンビから逃げ惑うのではなくて（結局無駄なので）、ゾンビを退治する方法が必要です。ですから近年は、老化細胞を除去したりSASPを止める手法が精力的に研究されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">老化細胞とSASPにまつわるアンチエイジング用語も紹介いたします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">◎セノリティクス（Senolytics）：&nbsp;老化細胞を除去すること。</p>



<p class="wp-block-paragraph">◎セノモルフィクス（Senomorphics）：&nbsp;SASP（有害な炎症物質の分泌）を抑え込むこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンは優秀なセノモルフィクス（SASP抑制）製剤です。ヒトのホルモンの中で唯一無二のセノモルフィクスです。「メラトニンはセノモルフィクスだ」、「レスベラトロールはセノリティクス」だ、などといった使い方をします。</p>



<h4 class="wp-block-heading">2. アンチエイジング作用：幹細胞・ミトコンドリア編</h4>



<p class="wp-block-paragraph">近年、再生医療の進歩が目覚ましいところです。実はメラトニンと再生医療は相性が良いのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・幹細胞にメッセージを届ける：<br>メラトニンを浴びた幹細胞は、小さなカプセル状の物質（エクソソーム）を周囲に放出します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・炎症を抑えて修復を早める：<br>このカプセル（エクソソーム）の中には、炎症を抑えたり組織を修復したりする成分が詰まっており、傷ついた周囲の組織を速やかに回復させ、体全体の老化を防ぎます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・幹細胞を保護する：<br>幹細胞は、傷ついた組織を新しく作り直すための「元となる細胞」です。老化の原因となる酸化や炎症から幹細胞を守り、細胞が途中で死んでしまうのを防ぎ組織を治す能力を保ちます。幹細胞の培養においてメラトニンが幹細胞の増殖や分化をサポートする、幹細胞移植後の幹細胞の生存率を高めて幹細胞保護もします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・幹細胞の質：<br>幹細胞の「細胞を複製する能力」や「分化の能力」を維持します。この能力が弱まると加齢や病気が進行します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・間葉系幹細胞：<br>骨髄や脂肪などにいる間葉系幹細胞という細胞は、骨や軟骨、神経、脂肪、肝臓などを再生、修復する可能性があります。メラトニンは間葉系幹細胞の行き着く先をコントロールし増殖、分化の能力を引き出します。骨粗鬆症（骨がもろくなる病気）の改善にも役立ちます</p>



<p class="wp-block-paragraph">・卵子と卵巣を守る作用：<br>メラトニンは、大気汚染、内分泌撹乱物質、抗がん剤やカビ毒などの卵巣老化リスク因子から卵巣を守ります。卵巣は女性にとって加齢を制御する生物学的な時計といえます。生命のリズムをコントロールする点がメラトニンと共通していて、メラトニンは強力に卵巣をバックアップします。</p>



<h5 class="wp-block-heading">ミトコンドリアの保護。発電所のダメージを最小限にします。</h5>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" width="212" height="220" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image.png" alt="" class="wp-image-4610" style="aspect-ratio:0.9636363636363636;width:212px;height:auto"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">・幹細胞のエネルギー源であるミトコンドリアを保護して、幹細胞が体内で長く正常に働き続けられる環境を整えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・メラトニンはとても小さい分子量で、水と油両方と親和性が高いので、細胞膜やミトコンドリアの膜を容易に通過します。ミトコンドリア内の活性酸素を消してエネルギー産生を助けます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">3. 免疫強化</h4>



<p class="wp-block-paragraph">年を重ねると、ウイルスなどの外敵と戦う免疫力が落ちる一方で、体の中で無駄な炎症が起きやすくなります。炎症を止める力が弱くなり老化炎症（インフラメイジング*）が起きることを免疫老化と呼びます。メラトニンは免疫の衰えを防ぎ、バランスを整えます。また、過剰な免疫応答を抑えつつ、ウイルスやガン細胞に対抗するナチュラルキラー細胞やT細胞作用を最適化する免疫調整役として機能します。抗ガン剤治療の時の副作用軽減にも使われます。また、リーキーブレインの改善や認知症の予防にも適しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">*インフラメイジング＝inflammation炎症とaging老化を組み合わせた用語</p>



<h4 class="wp-block-heading">4. 代謝</h4>



<p class="wp-block-paragraph">・白色脂肪から茶系の脂肪へ: メラトニンはエネルギー蓄え型の白い脂肪細胞を、エネルギーを燃焼して熱を作る、茶系の脂肪細胞に変化させます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・茶色の脂肪は悪性腫瘍縮小、代謝促進（太りにくい）、糖尿病や動脈硬化予防、妊孕性向上などさまざまな作用を持ちます。サーカディアンリズムが良好な方、つまり、メラトニンが夜間充分に作用する方は、脂肪がつきにくい体質になります。メラトニンがもたらす良質な睡眠は他の手段による睡眠と格が違います。</p>



<h4 class="wp-block-heading">5. 脳の保護</h4>



<p class="wp-block-paragraph">脳は最もメラトニンの恩恵を受ける臓器です。メラトニンはミトコンドリアサポートをするので、ミトコンドリアをたくさん持つ脳や神経系にとって強い味方です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・うつ症状の改善：<br>大脳辺縁系の炎症を抑え、セロトニンの感度を調節して情緒を安定させます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・脳の保護とブレインフォグの緩和：<br>メラトニンは分子量がとても小さく、血液脳関門（BBB）を自由に出入りするレアな抗酸化物質です。脳内の神経炎症を抑える神経保護作用を示します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・神経毒の解毒：<br>メラトニンは夜間にグリンファティックシステムという、脳のリンパの流れを支えます。グリンファティックシステムは脳内の毒の排出をする脳特有のシステムです。認知症の原因になる神経毒を脳内から解毒します。脳内の炎症も減らします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">NMN点滴という人気のアンチエイジングメニューがあります。ミトコンドリアのエネルギーを作る最後の電子モーターのコンプレックス１をサポートして、若返り遺伝子サーチュイン１も強化するメカニズムの治療です。即効性があり元気になるという、同時に良質の睡眠を得られる、効果を体感しやすい治療です。NMN点滴には脳のアンチエイジング、認知機能改善作用がありますが、メラトニンを併用するとさらに効果が高まると指摘されています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">6. ホルモンバランス</h4>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンは、ホルモンバランスを整えます。主要なアンチエイジング系のホルモンを助けます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・甲状腺機能の最適化：<br>甲状腺ホルモンの働きを助けます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・DHEAと成長ホルモンのサポート：<br>メラトニンがノンレム睡眠を深めることで、成長ホルモンの分泌ピークを最大化します。また、副腎由来のDHEAというホルモンの産生も助けます。DHEAと成長ホルモンはアンチエイジング系の同化ホルモンで、加齢とともに分泌量が減ります。但し、DHEAと成長ホルモンは補充の際、ガンリスクの可能性を意識する必要があります。一方、メラトニンは腫瘍形成リスクは全くなく、むしろ癌予防や腫瘍縮小の作用を持ちます。ストレスホルモン（コルチゾール）の過剰な分泌を防ぎます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・副腎疲労のサポート</p>



<h4 class="wp-block-heading">7. コロナ後遺症・ブレインフォグ</h4>



<p class="wp-block-paragraph">長引くコロナ後遺症（Long COVID）の病態として、慢性的な全身性炎症、ミトコンドリア機能不全、脳の微小炎症が解明されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンはこれらの病態生理の主要経路に同時にアプローチできるので、近年多くの研究が行われています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">最後に…</h3>



<p class="wp-block-paragraph">昼間私たちはさまざまな用事に忙殺されています。生産性がない夜間でもメラトニンはしっかり働くので、現代人の我々には欠かせません。良質の睡眠、脳内の解毒、全身の若返りと美貌、心臓病、認知症、癌やメタボなどの予防など、メラトニンは主役級に関わります。細胞年齢を若返らせたい人や良質な睡眠を求める人にとって心強いホルモンです。楽して、美貌と若さと健康を維持したい方にとって、メラトニンを生かさない手はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニンを産生する松果体は年々衰えますので、メラトニンをなるべく分泌できるように工夫をしましょう。例えば就寝中寝室は真っ暗にしたり、wifi、ブルーライトなどの電磁波をつけないなどがあります。逆に昼間は日の光を浴びて、夜のためにメラトニン充電をします。フッ素を取りすぎないことも松果体を守ることになりますので、意識すると良いでしょう。天然メラトニンを製剤として摂取することも可能です。メラトニンの補充療法ということになるのですが、良質な製剤を選ぶ必要があります。メラトニンは国によっては規制がない普通のサプリメントとして売られていることもあり、品質に大きなばらつきがあります（メラトニンあるあるです。）</p>



<p class="wp-block-paragraph">メラトニン補充で全て解決なのか？リスクは？松果体を若返らせては？結局睡眠が大事ならなぜ睡眠薬で代用しないのか？色々気になることが出てきますね。次回はメラトニンをどうやって増やすかというテーマにまつわる話題にしましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、メラトニンはアンチエイジングや脳を助ける多才なホルモン、というお話でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献<br></strong>Zhang, Y., et al.&nbsp;(2020).&nbsp;“Melatonin suppresses ER stress-dependent proapoptotic effects via AMPK in bone mesenchymal stem cells during mitochondrial oxidative damage.”&nbsp;Stem Cell Research &amp; Therapy, 11, 441.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33059742/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33059742/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Hardeland R. Melatonin and the Programming of Stem Cells. Int J Mol Sci. 2022 Feb 10;23(4):1971.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8879213/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8879213/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Yoo YM, Jang SK, Kim GH, Park JY, Joo SS. Pharmacological advantages of melatonin in immunosenescence by improving activity of T lymphocytes. J Biomed Res. 2016 Jul;30(4):314-21.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27533940/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27533940/</a></p>



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<p class="wp-block-paragraph">Zhang Z, Xue P, Bendlin BB, Zetterberg H, De Felice F, Tan X, Benedict C. Melatonin: A potential nighttime guardian against Alzheimer’s. Mol Psychiatry. 2025 Jan;30(1):237-250.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39128995/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39128995/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Bocheva G, Bakalov D, Iliev P, Tafradjiiska-Hadjiolova R. The Vital Role of Melatonin and Its Metabolites in the Neuroprotection and Retardation of Brain Aging. Int J Mol Sci. 2024 May 8;25(10):5122.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38791160/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38791160/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Yu S, Wang X et.al. Melatonin regulates PARP1 to control the senescence-associated secretory phenotype (SASP) in human fetal lung fibroblast cells. J Pineal Res. 2017 Aug;63(1).<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28247536/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28247536/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Kuehnemann C, Wiley CD. Senescent cells at the crossroads of aging, disease, and tissue homeostasis. Aging Cell. 2024 Jan;23(1):e13988.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37731189/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37731189/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Begemann K, Rawashdeh O, Olejniczak I, Pilorz V, de Assis LVM, Osorio-Mendoza J, Oster H. Endocrine regulation of circadian rhythms. NPJ Biol Timing Sleep. 2025 Mar 8;2(1):10.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41775850/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41775850/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Ghesmati Z, Rashid M, Fayezi S, Gieseler F, Alizadeh E, Darabi M. An update on the secretory functions of brown, white, and beige adipose tissue: Towards therapeutic applications. Rev Endocr Metab Disord. 2024 Apr;25(2):279-308.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38051471/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38051471/</a></p>



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<p class="wp-block-paragraph">Hosseini L, Farokhi-Sisakht F, Badalzadeh R, Khabbaz A, Mahmoudi J, Sadigh-Eteghad S. Nicotinamide Mononucleotide and Melatonin Alleviate Aging-induced Cognitive Impairment via Modulation of Mitochondrial Function and Apoptosis in the Prefrontal Cortex and Hippocampus. Neuroscience. 2019 Dec 15;423:29-37.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31678348/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31678348/</a><br>NMNとメラトニン併用でミトコンドリア機能を改善して認知機能を高める。　アンチエイジング物質で話題のNMNとメラトニンの相乗効果。</p>



<p class="wp-block-paragraph">He J, Ye T, Xu K, Liu Y, Ren L. Melatonin: a potential target for regulating ovarian function. Arch Gynecol Obstet. 2025 Sep;312(3):721-731.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12374868/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12374868/#Sec15</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Morris G, Fernandes BS, Puri BK, Walker AJ, Carvalho AF, Berk M. Leaky brain in neurological and psychiatric disorders: Drivers and consequences. Aust N Z J Psychiatry. 2018 Oct;52(10):924-948.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30231628/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30231628/</a></p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/adrenal-fatigue/melatonin/">『メラトニン』〜無双のアンチエイジング物質〜</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>ミトコンドリアの話</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Apr 2026 13:57:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アンチエイジング]]></category>
		<category><![CDATA[腸・消化機能の異常(SIBO含む)]]></category>
		<category><![CDATA[アレルギー・免疫]]></category>
		<category><![CDATA[真菌・かび感染・イーストコネクション]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>今回はミトコンドリアの話です。ミトコンドリアはジェリービーンズのようなぷっくりした形の、私たちの体の細胞内にたくさんある物質で、細胞の中でエネルギーを作っています。 ミトコンドリアはエネルギーを作る工場ですが、作りっぱな [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1458" height="1079" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000d808720ba0c8965f6e014698.jpeg" alt="" class="wp-image-4618" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000d808720ba0c8965f6e014698.jpeg 1458w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000d808720ba0c8965f6e014698-300x222.jpeg 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000d808720ba0c8965f6e014698-1024x758.jpeg 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000d808720ba0c8965f6e014698-768x568.jpeg 768w" sizes="(max-width: 1458px) 100vw, 1458px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">今回はミトコンドリアの話です。ミトコンドリアはジェリービーンズのようなぷっくりした形の、私たちの体の細胞内にたくさんある物質で、細胞の中でエネルギーを作っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアはエネルギーを作る工場ですが、作りっぱなしではなく、作った製品を外部へ送り出す「発電所」です。私たちが生きている間、ミトコンドリア発電所は命の源として作動してくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアの断面図はこのようなレイアウトです。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" width="212" height="220" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image.png" alt="" class="wp-image-4610"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">可愛らしい外観と裏腹に、その中身は合理的なレイアウトです。表面を覆う外膜と、複雑に折りたたまれた内膜でできています。内膜の折りたたみのおかげで、表面積を増やします。折りたたみの表面とはエネルギーを最終的に発生させる装置がたくさん並ぶ場所なのです。エネルギー産生の場所を小さいジェリービーンズの中になるべくたくさん確保します。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリアに注目する理由</h3>



<p class="wp-block-paragraph">病気と美とアンチエイジングの分野でミトコンドリアのアプローチは外せません。ざっくり見るだけでも、エネルギー、脳の健康、炎症、免疫、心血管の健康、肝臓、骨格筋、癌克服、組織再生、解毒、代謝、腸内環境、ホルモンバランスなどに、ミトコンドリアが関わるのです。</p>



<figure class="wp-block-image"><img loading="lazy" decoding="async" width="1254" height="1256" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e.jpeg" alt="" class="wp-image-4619" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e.jpeg 1254w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e-300x300.jpeg 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e-1022x1024.jpeg 1022w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e-150x150.jpeg 150w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e-768x769.jpeg 768w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e-400x400.jpeg 400w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/file_00000000cffc7207b8baa5e709ca5b9e-120x120.jpeg 120w" sizes="auto, (max-width: 1254px) 100vw, 1254px" /><figcaption class="wp-element-caption">出典research nutritinalsから一部抜粋</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリアは世界最小の発電所</h3>



<p class="wp-block-paragraph">私たちの体は37兆個の細胞でできています。平均的な細胞のサイズは長径が10-30マイクロメートルで肉眼では見分けられません。１マイクロメートルは１ミリメートルの1000分の１です。この細胞1個の中に、ミトコンドリアという発電所が数百〜数千個ほど入っています。その小さいミトコンドリア、１mmの100分の1サイズの中身、折りたたみヒダのところに工場の部品が横並びしている、神秘的な小さい世界なのですね。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリアのルーツ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">遡ること20億年前、ミトコンドリアのルーツは外から入ってきた別の生き物、細菌でした。私たちの祖先の細胞に飲み込まれ、そのまま住み着いたと言われています（共生説）。細菌はバイ菌として嫌われるタイプもありますが、ミトコンドリア化した細菌たちは別格です。進化して、人間のために24時間休まずエネルギーを作る、発電所として活躍します。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリアの特徴いろいろ</h3>



<h4 class="wp-block-heading">特徴その１：増殖</h4>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリア（発電所）は自分たちの設計図（DNA）を持っています。もし特定の細胞がエネルギ不足になると、それは細胞の存続の危機です。その細胞に所属するミトコンドリアが設計図通りにクローン仲間を作り、発電量を増やします。必要だと察したら、ミトコンドリアはたくさん生まれてエネルギーを供給します。</p>



<h4 class="wp-block-heading">特徴その２：ミトファジー</h4>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアは不具合のある場合、自分で消滅を決定するというミトファジーの能力があります。自分が欠陥だから身を引き、質の良いミトコンドリアだけで細胞を支えてよ、という死に際メッセージを残します。ミトファジーすると細胞がよみがえります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">特徴その３：アポトーシス</h4>



<p class="wp-block-paragraph">さらにミトコンドリアは、アポトーシスを起こすことができます。アポトーシスとは、自死のことです。万が一、ミトコンドリアが修復不可能なほどダメージを受けたり、異常を感知しすると、特定のタンパク質を放出して細胞死を誘導します。これは個体全体を守るための意図的な死です。ミトファジーはミトコンドリアだけが身を引くことでした。アポトーシスは、細胞全体が死ぬことです。私たちの意思の届かないところでミトコンドリアは私たちの生存と健康のために工夫をしてくれています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリアは全身にどうやって配置されているのか？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">エネルギーをたくさん使う場所ほど、発電所がたくさん必要です。例えば脳にはミトコンドリア数がダントツ多いです。一個の神経細胞の中に2000〜3000個ミトコンドリアがあります。私たちの脳は思考したり神経を働かせるので、莫大なエネルギーが必要だからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">心臓には一個の細胞あたりミトコンドリア数が1000個もあります。心臓は24時間365日休めないポンプですので、容積の3割以上がミトコンドリアで埋め尽くされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">筋肉、特に持久力を司る赤筋にはミトコンドリアが多く、運動トレーニングで数を増やせます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">よくはたらく細胞は、ミトコンドリアをたくさん抱えて、細胞に充分なエネルギーを作らせます。では次にその発電所がどうやって稼働しているのかと見てみましょう。稼働できる仕組みはミトコンドリアに燃料が配達されるってことです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリア（発電所）のための燃料</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアで発電するための燃料は何でしょうか。人間の場合、燃料は食べ物と酸素です。人間は光合成ではありませんから、浜辺で日光浴しているだけでは生存できません。食べ物を正しく食べて、その食べ物が消化されて栄養素になり、最終的にミトコンドリアまで無事に配達され、さらにミトコンドリアの中に入り込む必要があります。非常に小さい発電所ですから、燃料はもちろん刻んで小さいサイズであるべきです。つまり食べ物は消化され最小単位になるのが条件です。エネルギーを作りたいからといって食べればいいってものではないのですね。食べて消化して吸収されることが絶対条件です。なお、多くの慢性の体調不良を自覚していたり老化が進行している方は、この段階ですでに崩れています。腸の健康を損ねている場合、ミトコンドリアにも問題が連鎖します。少しだけ脱線しますが、つまり、腸の不調、例えばSIBO（小腸細菌異常増殖症）、消化不良、消化管カンジダ症、ピロリ菌、クローン病やリーキーガットなどのある方は、美貌や若い身体づくりのためにミトコンドリアは大切ですが、まず腸から対策を開始するのが良いのです。</p>



<figure class="wp-block-image"><img loading="lazy" decoding="async" width="262" height="349" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image-1.jpeg" alt="" class="wp-image-4611" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image-1.jpeg 262w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image-1-225x300.jpeg 225w" sizes="auto, (max-width: 262px) 100vw, 262px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">エネルギーの燃料である、栄養素と酸素は、まず燃料（3大栄養素と酸素）は、体内の消化や血液循環を経てミトコンドリアに届きます。そしてクエン酸回路という名の代謝回路に入って、発電前の準備が始まります。</p>



<ol start="1" class="wp-block-list">
<li><strong>食事から取り込む栄養</strong>:&nbsp;ご飯（糖質）や肉（脂質・タンパク質）を食べると、胃や腸でバラバラに解体されます。炭水化物はブドウ糖、脂肪は脂肪酸、タンパク質はアミノ酸、とそれぞれが小さな分子になり、腸から血液に吸収されます。</li>



<li><strong>呼吸から取り込む酸素</strong>:&nbsp;肺から吸い込んだ酸素は、赤血球に乗って全身の細胞へ運ばれます。</li>



<li><strong>栄養と酸素</strong>:&nbsp;血流によって細胞の入り口まで届けられた栄養と酸素は、細胞の壁を通り抜け、細胞質での予備処理を経て、ようやくミトコンドリアの中へと運び込まれます。</li>
</ol>



<h3 class="wp-block-heading">発電のメカニズム</h3>



<p class="wp-block-paragraph">作成したエネルギーは最終的に発電されます。エネルギーを送り出す仕組みは、ETCという名前の電子モーターが担います。ETCはelectron transporting chainの略で、電子伝達系という意味です。ETCは４工程の流れ作業を経て、５番目で最終納品です。</p>



<figure class="wp-block-image"><img loading="lazy" decoding="async" width="514" height="212" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image-1.png" alt="" class="wp-image-4625" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image-1.png 514w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2026/04/image-1-300x124.png 300w" sizes="auto, (max-width: 514px) 100vw, 514px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">発電所の中に、「1号機」から「4号機」までの精密機械が並んでいて、バケツリレーのようにエネルギーを運びます。最後の５号機で、高速回転するモーターによってエネルギーが飛び出します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">バケツリレーにする理由は、燃料から発生する水素のエネルギーは強すぎるので、1回で動かすと細胞が焼けてしまうからです。だから4つの機械で小出しにして、安全にエネルギーに変えます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">１号機</h4>



<p class="wp-block-paragraph">最も巨大な装置です。クエン酸回路から燃料（NADH）から電子を受け取り、その凄まじいエネルギーを使って、一気に水素イオンを膜の外側へ汲み出します。電子の受け取りと強力なポンプ作動の機械です。ちなみにアンチエイジングで注目されるNAD+やNMNはこの１号機に働きかけます。ミトコンドリアの発電をサポートしようとしている物質ですね。腸の善玉菌の副産物の酪酸が産生するナイアシンや堅牢なタイトジャンクションの構造もこの１号機と次の２号機に関与します。腸の健康状態はミトコンドリアのETCにまで影響を及ぼすのですね。</p>



<h4 class="wp-block-heading">２号機</h4>



<p class="wp-block-paragraph">２号機は地味な存在です。というのは、２号機は他の装置と違い、水素イオンを汲み出しません。１号機から電子を回収し、リレーのバトンを隣の３号機に手渡します。バトンを渡す原動力は腸内細菌が作るリボフラビンです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">３号機</h4>



<p class="wp-block-paragraph">１号機と２号機から集まってきた電子バトンを受け取ります。３号機もポンプ機能を持っており、電子が通り抜けるエネルギーを使って水素イオンを外へ放ちます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">４号機（最終処理場：酸素の出番）</h4>



<p class="wp-block-paragraph">リレーのアンカーです。流れてきた電子を最後に回収します。ここでは酸素が活躍して４号機が起動し、電子と水素が合体して水になります。４号機が詰まるとリレー全体が止まってしまうため、酸素がカギになります。例えば脳梗塞は血管が詰まってしまいその先にある細胞が酸欠に陥ります。するとミトコンドリアは生存できなくなります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">最後の装置‘’ATP合成酵素‘’エネルギーが発電される5号機</h4>



<p class="wp-block-paragraph">１号機から４号機の動きによって、内膜の外側には水素イオンがパンパンに溜まりました。その次の行程なので５号機と呼ばれることもあります。この水素の濃度差（勾配）がエネルギーの源になります。ミトコンドリアの１号機から４号機まで少しずつ水素イオンを貯め、５番目最後に一気に溜まった水素が動き、モーターが回転します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">５号機（回転する発電モーター）:&nbsp;溜まりすぎた水素イオンが、唯一の出口であるこの装置を通り抜けるとき、その圧力で装置内のモーターが回転します。&nbsp;この回転が起こると、私たちの体のエネルギー通貨であるATPが発電します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この動きはまさにダムの水力発電ですよ。高い位置にある貯水池から一気に水を落としてその力を利用して水車を回して発電します。ミトコンドリアの場合は、溜まった水素を一気に流し込みその力で5号機のモーターが回転してエネルギーを作り出します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアに少し馴染んだところで、ミトコンドリアの不具合パターンについて考えてみましょう。不具合のメカニズムがわかると、的確な対策を講じることができて、ゆくゆくはアンチエイジングにも応用できるのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">発電が止まる3種類の不具合</h3>



<ol start="1" class="wp-block-list">
<li>酸欠（血流の悪さ、燃料の配送トラブル）:&nbsp;血管がドロドロだったり、ストレス過剰で血管がリラックスしていなかったり、血管の壁が石灰化して血の流れが滞っていたり、有害金属（鉛や水銀など）の中毒があったり、カビの菌や菌の毒素（ライム病など）があると、血が流れないので、酸素が運ばれにくくなり、細胞に充分に酸素が届きません。酸素不足になると、エネルギー渡しのリレーが止まり、火花（活性酸素）が飛び散り、細胞がサビます。</li>



<li>燃料異常:&nbsp;腸のトラブル、例えばSIBO、リーキーガット、ディスバイオーシスや過敏性腸症候群などがあると、食べたものが消化吸収されず、ミトコンドリアのための燃料として運ばれません。もしも燃料3種類のバランスが悪かったり、量が足りない、または質が悪いとき、ミトコンドリアの中のクエン酸回路、さらにその先の１号機から５号機まで不具合が連鎖します。</li>



<li>ゴミ詰まり:&nbsp;使い古した発電機を処理しないといけないと自覚する日が来ます。そうするとミトファジーという運命を選びます。ミトファジーは自分で機械の作動を止め、要するに死亡、リサイクルをすることです。</li>
</ol>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリア発電所の停電対策</h3>



<p class="wp-block-paragraph">発電所の不具合の対策のコツを知ると、体全体に応用できて、自由に健康を操れるようになります。自己免疫異常、過敏症、慢性疲労、慢性頭痛、メタボ、不眠、腹痛、若返りに至るまで、さまざまな悩みの解決の一助となるでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">対策は停電が起こってからではなく、停電のリスクを早くに突き止め未然に解決することです。新しい時代のミトコンドリアにも介入するアンチエイジング医療とは、ミトコンドリアに良さそうなコエンザイムQ10やビタミンBを飲むということではありません。ミトコンドリアの構造を再生して発電を効率よく行うために、食べ物と腸の関係から、電子モーターに至るまでの全行程を一つずつ見直します。ミトコンドリアの停電対策は根気がいる作業ですが、最新の医療の力を駆使すれば実現可能です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">今回はミトコンドリアのルーツと、エネルギーの作り方を紹介しました。ミトコンドリアは細菌らしさが垣間見えることがあります。様々な物質に対して脆弱です。例えば菌を殺す目的の抗生物質の中に、ミトコンドリアダメージを起こすものがあります。ミトコンドリアは精密な工場なので、他にも苦手な薬剤、抗がん剤、コレステロールを下げる薬、一部の鎮痛剤などいろいろあります。薬剤以外では環境汚染物質や重金属です。カビの菌が出すカビ毒もミトコンドリアを壊します。カビが繁殖した家に住んでいる人はミトコンドリアに傷害が起こり、疲れやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病原体といえば、例えばライム病の原因菌のボレリア菌はミトコンドリアを狙いうちします。ライム病の菌は吸い寄せられるようにミトコンドリアが多い臓器をめがけて移動するのです。だからライム病にかかると、脳や心臓の症状が起こりやすかったり、筋肉痛、ホルモンのアンバランス、腸の不快な症状、慢性疲労が起こりやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアは、私たちの食事、呼吸、そして生死と直結した生命の最前線です。ここでの発電効率は私たちの活力、若さ、健康、老化のスピード、そして免疫を左右します。いにしえの、自由奔放に暮らしていた細菌たちが人間の体に入り進化してミトコンドリアになってくれたことに感謝して、ミトコンドリアをいたわる生活を心がけましょう。</p>



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</div></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Eisenberg, T., Knauer, H., Schauer, A., Buttner, S., Ruckenstuhl, C., Carmona-Gutierrez, D., … &amp; Madeo, F. (2009).&nbsp;Induction of autophagy by spermidine promotes longevity.&nbsp;<em>Nature Cell Biology</em>,&nbsp;<em>11</em>(11), 1305–1314.&nbsp;<br><a href="https://doi.org/10.1038/ncb1975" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://doi.org/10.1038/ncb1975</a></p>



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		<title>カンジタ感染の治療　イーストコネクションと食事法</title>
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		<pubDate>Wed, 26 Nov 2025 16:03:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[真菌・かび感染・イーストコネクション]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>イーストコネクションとは、カンジダ感染が全身の不調に関連している状態のことです。不調の例としては、慢性疲労、胃腸の不快感、膨満感、腹痛、慢性の頭痛、うつ症状、物忘れ、不眠、ADHD、アトピー性皮膚炎、セリアック病、関節痛 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/11/イーストコネクションの食事法_ウェルネスクリニック神楽坂-1024x683.jpg" alt="イーストコネクションの食事法_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4329" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/11/イーストコネクションの食事法_ウェルネスクリニック神楽坂-1024x683.jpg 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/11/イーストコネクションの食事法_ウェルネスクリニック神楽坂-300x200.jpg 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/11/イーストコネクションの食事法_ウェルネスクリニック神楽坂-768x512.jpg 768w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/11/イーストコネクションの食事法_ウェルネスクリニック神楽坂.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">イーストコネクションとは、カンジダ感染が全身の不調に関連している状態のことです。不調の例としては、慢性疲労、胃腸の不快感、膨満感、腹痛、慢性の頭痛、うつ症状、物忘れ、不眠、ADHD、アトピー性皮膚炎、セリアック病、関節痛、甲状腺異常、過敏症、アレルギー、自己免疫疾患などがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「イーストコネクション」は、カンジダ感染と慢性の不調の関連に気づいた米国の医師Dr William Crookが提唱した概念です。Crook医師は2002年に他界する直前までカンジダ感染の重要性をさまざまなメディアを通して説きました。当初は同業者の理解が追いつかなかったこともありましたが、現在は根本治療の世界では、カンジダやカビ感染の重要性は広く知られるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、全身のホルモン、脳と神経、ミトコンドリアの機能、消化機能、解毒機能、免疫、抗炎症の機能に影響を及ぼし、各機能間の相関性にも影響を与えます。最近では、コロナ後遺症にも影響を及ぼします。化学物質過敏症やMCAS（マスト細胞活性化症候群）のような過敏症の方にもカンジダが関わることがあります。SIBO（小腸最近異常増殖症）や水銀などの慢性有害金属中毒においても同様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日は、イーストコネクションを克服する方法を考えてみましょう。イーストコネクションとは、慢性のカンジダ感染です。一過性の婦人科のカンジダ性膣炎を指すのではなく、主にお腹の中の感染です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カンジダ菌が体内で異常繁殖していると判明した時にやるべきこと、３つの流れです。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li>カンジダ菌に養分を与えないように食事法を見直します。<br><br></li>



<li>同時に体内にカンジダ菌が育ちにくいように腸内環境を整えます。<br><br></li>



<li>カンジダを退治する薬、抗真菌剤を服用します。</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">一つずつ見ていきましょう。①の前にまずは自分の不調はイーストコネクションだ、という根拠、客観的なデータが必要です。イーストコネクションの症状、食後お腹が張るとか、眠くなる、過敏症だから、だけでは決め手になりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">検査データを活用して、どの程度の感染量？、カンジダ菌感染？、他の病原体の感染は？、リーキーガットは？腸内環境は？確認してから前に進みましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>イーストコネクションと食事の関係：なぜ避けるべき食材があるのか</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">イーストコネクションとは、体内のカビ（特にカンジダ）腸や全身の炎症・免疫異常を悪化させる状態を指します。この状態では、腸内環境や免疫のバランスが崩れ、慢性的な疲労、消化不良、皮膚症状、さらには自律神経の不調までさまざまな症状が現れることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この治療中に重要なのが食事です。ひと言で言うなれば、カビに養分を与えるのをやめることです。イーストコネクションのための食事ですね。</p>



<h3 class="wp-block-heading">イーストコネクションのための食事</h3>



<p class="wp-block-paragraph">イーストコネクションの治療中は以下の食材を避けましょう。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ヒスタミンを多く含む食品：加工食品、サラミ、ワイン、チーズ、漬物など</li>



<li>糖質全般（砂糖、人工甘味料、果糖（フルーツ、新鮮な果物、フルーツジュース、ドライフルーツも）、果糖ブドウ糖液糖、天然の甘味料、メープルシロップ、コーンシロップ、ココナッツシュガーなど）</li>



<li>小麦（パン、パスタ、麺類など）</li>



<li>乳製品（チーズ、ヨーグルト） 発酵食品（納豆、味噌、チーズ、パン酵母、ビール、ワイン、シャンパン）</li>



<li>デンプンの多い食品（じゃがいもなど）</li>



<li>トランス脂肪酸（ショートニングや高温調理した油）</li>



<li>遅延性食物アレルギーの食材全て &nbsp;</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">これらは「カビのえさ」になるか、腸の粘膜に炎症を起こすので、除去が基本です。上記リストの最後の遅延性食物アレルギーについても見てみましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">遅延性食物アレルギー</h3>



<p class="wp-block-paragraph">遅延性食物アレルギーとは、自分の消化機能が食べ物と認識しないものです。これは、食べた直後に症状が出る即時型アレルギー（IgE型）と違い、数時間から数日後に症状が起こります。時間差があるため遅延性食物アレルギーは、大抵自分では気づきにくいものです。一応食べてもいきなりじん麻疹や息苦しいなどという症状が起こらず、その食材を飲み込むことはできます。しかし徐々に体に炎症を与えて、持続、繰り返すことによって腸内環境の乱れ、腸管粘膜の損傷や炎症、消化機能の劣化などが起こります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">遅延性食物アレルギーのメカニズム</h4>



<ol start="1" class="wp-block-list">
<li>消化されないため未消化食材が腸まで届く<br><br></li>



<li>腸粘膜のバリアを物理的に破壊<br>未消化の大きな塊の食材は腸の壁の表面、粘膜を傷つけ、いわゆるリーキーガット（腸漏れ）の状態を作ります。<br><br></li>



<li>免疫応答の慢性化<br>破壊された粘膜から異物が血液中に入り込み、免疫システムはこれを敵と認識。繰り返し摂取されることでIgG型の免疫抗体が作られ、全身に炎症が広がります。<br><br></li>



<li>カビやカンジダのエサになる<br>未消化の糖質やタンパク質は、腸内でカンジダやカビの養分になります。つまり、遅延性食物アレルギーは全身に広がる炎症だけでなく、カビの増殖環境も作ってしまうのです。カンジダ感染と遅延性食事アレルギーは密接な関係があるということです。</li>
</ol>



<h3 class="wp-block-heading">代替食</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「じゃあ何を食べればいいの？食べるものがない。」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、今まで食べていたものは、体内のカビに養分を与えていたのです。カビが体内でぬくぬく育つと、あなたは体力を奪われ、集中力も奪われてしまってきたのです。体内に異常に増えてしまったカビを減らしたいならば、そのカビの養分を断ちましょう。イーストコネクションの食事法はカビ克服のための大きな前進です。「イーストコネクションの食事法」は、単なる食事制限ではありません。腸の本来の機能を取り戻し、炎症を鎮めて、免疫を高めるという、カンジダ菌増殖がしにくくなる外堀を埋めるアプローチです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビが好む食材、消化しにくい食材、遅延型食物アレルギーの食材を避ける一方で、消化しやすい食材、良質の油、消化しやすい良質のタンパク質、食物繊維を充分に摂りましょう。炭水化物をゼロにする必要はありません。ご飯とおかず、のように、定食風にお米を摂りましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・カビ毒は腸と脳のバリアを壊し、免疫細胞を働かなくさせ、全身に炎症を広げます。<br>・その人の体は「多種の病原体の受け皿」となり、慢性疲労、過敏症、自己免疫異常、癌、ホルモン異常、認知症発症のリスクが上がります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>積極的に摂る食材</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">イーストコネクションの治療にあたり、万人に適した食事メニューはありません。カンジダがあれば免疫の異常が起こっていて、腸の粘膜のダメージもあり、カンジダ菌以外の感染症も、消化機能も人それぞれ、個別に対応が必要です。ここでは多くの方が取り入れるとよい、最大公約数的な内容をリストアップしました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>オメガ3系不飽和脂肪酸（亜麻仁油、エゴマ、魚、ラム肉など）</li>



<li>オメガ6系不飽和脂肪酸（ごま油、グレープシードオイル、アーモンドなど）</li>



<li>オメガ7系不飽和脂肪酸（アボカド、マカデミアナッツなど）</li>



<li>オメガ9系脂肪酸（オリーブオイル、ピーカンナッツなど）</li>



<li>ココナッツオイルやMCTオイル</li>



<li>野菜</li>



<li>消化しやすい良質なたんぱく質 &nbsp;</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">オイル状のものはコールドプレスドの製品にして、溶剤不使用のオイルを選びます。容器はガラスの遮光瓶がよいでしょう。ごま油やグレープシードオイル以外の不飽和脂肪酸は高温調理に向きません。イーストコネクション治療中はオイルを充分に摂りましょう。オイルは、細胞膜の構成成分です。細胞膜に健康な油を届け、油部分の成分を入れ替えることによって、細胞の新陳代謝が上がります。カビによって損傷を受けた細胞が修復しやすくなります。カビが産生したカビ毒の排出も促されます。　</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>まとめ</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">イーストコネクションの食事法はカビの養分を断つことが基本です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同時に</p>



<p class="wp-block-paragraph">・腸のバリアを修復することと、<br>・腸の炎症を和らげることに配慮します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビの栄養源である糖質や発酵食品の制限をします。さらに遅延性食物アレルギーの除去もします。なぜなら、これらが未消化のまま腸に届くと、腸の炎症とカビ増殖の両方が起こるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">食事療法はゴールではなく、治療を支える「土台」です。腸のバリアが整えば、免疫は本来の力を取り戻し、カビやカンジダに傾いていた身体のバランスは少しずつ回復していきます。自己流ではなかなか成功しにくいものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">以下は、当院で行なっている、イーストコネクション治療です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">医学の見地から、食事法、腸の4R（除去・補充・修復・リバランス）といったアプローチを組み合わせ、腸の機能を改善します。次のステップは体内のカビ菌の除菌です。そしてカビ毒の解毒やカビのバイオフィルムの除去で仕上げをします。腸の修復とカビ毒の解毒には時間がかかりますが、抗真菌剤、抗炎症療法、PKプロトコール（カビ毒を解毒するための細胞膜置換治療）などを駆使します。</p>



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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="EdcvDpLKiC"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/fungus/">かび感染・真菌・イーストコネクション</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;かび感染・真菌・イーストコネクション&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/fungus/embed/#?secret=c9RQA14Bvz#?secret=EdcvDpLKiC" data-secret="EdcvDpLKiC" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="heVEVVxyfm"><a href="https://wellnesskk.net/treatment/fungal-treatment/">真菌・カビ感染の治療</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;真菌・カビ感染の治療&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/treatment/fungal-treatment/embed/#?secret=9QuMAzPf9X#?secret=heVEVVxyfm" data-secret="heVEVVxyfm" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="nRgW3F0An8"><a href="https://wellnesskk.net/first-visit/">初めての方の治療の流れ</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;初めての方の治療の流れ&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/first-visit/embed/#?secret=BTEDIAQfmr#?secret=nRgW3F0An8" data-secret="nRgW3F0An8" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Trier JS, Bjorkman DJ. Esophageal, gastric, and intestinal candidiasis. Am J Med. 1984 Oct 30;77(4D):39-43.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6548606/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6548606/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Lee BE. Gastric Ulcers Caused by Non-Helicobacter pylori Infections. Korean J Helicobacter Up Gastrointest Res. 2025 Mar;25(1):23-33. English. doi: 10.7704/kjhugr.2024.0078. Epub 2025 Mar 7.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40550525/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40550525/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Yamaguchi N, Sugita R, Miki A, Takemura N, Kawabata J, Watanabe J, Sonoyama K. Gastrointestinal Candida colonisation promotes sensitisation against food antigens by affecting the mucosal barrier in mice. Gut. 2006 Jul;55(7):954-60. doi: 10.1136/gut.2005.084954.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16423887/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16423887/</a><br>カンジダ感染が遅延型食物アレルギーと即時型食物アレルギーを惹起するという結論。後者のメカニズムはマスト細胞を刺激し脱顆粒が起こると説明しています。つまりカンジダ感染があるとMCASが起こりやすいということです。20年前の文献なのでMCASという用語を使わずに現象を説明しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Renga G, Pariano M, D’Onofrio F, Pieraccini G, Di Serio C, Villella VR, Abbate C, Puccetti M, Giovagnoli S, Stincardini C, Bellet MM, Ricci M, Costantini C, Oikonomou V, Romani L. The immune and microbial homeostasis determines the&nbsp;<em>Candida</em>-mast cells cross-talk in celiac disease. Life Sci Alliance. 2024 May 8;7(7):e202302441. doi: 10.26508/lsa.202302441. PMID: 38719750;<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38719750/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38719750/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Renga G, Bellet MM, Stincardini C, Pariano M, Oikonomou V, Villella VR, Brancorsini S, Clerici C, Romani L, Costantini C. To Be or Not to Be a Pathogen:&nbsp;<em>Candida albicans</em>&nbsp;and Celiac Disease. Front Immunol. 2019 Dec 5;10:2844.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31867008/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31867008/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Arce-López B, Lizarraga E, López de Mesa R, González-Peñas E. Assessment of Exposure to Mycotoxins in Spanish Children through the Analysis of Their Levels in Plasma Samples. Toxins (Basel). 2021 Feb 15;13(2):150.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33672088/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33672088/</a><br>環境カビが胃腸障害、ADHD、ASDの子供から多く検出されたという比較研究結果。</p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/fungus/yeast-connection-diet/">カンジタ感染の治療　イーストコネクションと食事法</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>カビ感染の治療-部屋カビとカンジダの関係</title>
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		<dc:creator><![CDATA[W]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 23 Sep 2025 13:12:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[真菌・かび感染・イーストコネクション]]></category>
		<category><![CDATA[MCAS]]></category>
		<category><![CDATA[リーキーガット]]></category>
		<category><![CDATA[腎障害]]></category>
		<category><![CDATA[イーストコネクション]]></category>
		<category><![CDATA[SIBO]]></category>
		<category><![CDATA[カビ毒]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>腸を治したい、元気になりたいなら、部屋のカビを見直そう。 部屋の隅、窓枠の結露、浴室、エアコンの中のカビ。多くの人にとっては見た目が不快だったり、掃除が面倒という程度の存在かもしれません。 しかし医学的にみると、部屋のカ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/09/250920%E3%82%AB%E3%83%93_%E8%84%B3%E8%82%BA%E8%85%B8-683x1024.webp" alt="カビ_脳肺腸_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4298"/></figure>



<h3 class="wp-block-heading">腸を治したい、元気になりたいなら、部屋のカビを見直そう。</h3>



<p class="wp-block-paragraph">部屋の隅、窓枠の結露、浴室、エアコンの中のカビ。多くの人にとっては見た目が不快だったり、掃除が面倒という程度の存在かもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし医学的にみると、部屋のカビは健康被害を起こす黒幕です。「ただの汚れ」ではなく、体を静かにむしばむ有害な毒素を産生し続けます。この毒素は腸に届き、腸内環境を乱します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">部屋カビを吸うと初期は咳や鼻水、肺炎になることもあります。腸に届けば腸内細菌のバランスが崩れて、お腹が張ったり、下痢、便秘になります。脳の症状も多く、不眠、イラつき、物忘れ、頭痛になることもあります。元々の体力、体質や基礎疾患によって、同じようにカビを吸っても症状には個人差があります。しかし、カビ毒暴露の場合、共通する現象は、<em>最終的に免疫が低くなること</em>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒に長期間さらされた人は、免疫チームが戦いすぎて、免疫細胞自体が疲弊し、免疫の訓練所に当たる胸腺という臓器も萎縮し、免疫細胞が整列するはずの粘膜の構造破綻も起こり、ボロボロになります。新しく体に侵入する病原体に対して攻撃ができない防御ゼロ状態になります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">体内カビ（カンジダ）と環境カビ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">患者さんからよく受ける質問に「カンジダと部屋のカビって同じですか？」というものがあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>カンジダ<br>もともと腸や口の中、皮膚に存在する常在菌です。通常は問題を起こしませんが、免疫が落ちると繁殖しすぎて、病的な量まで増えます。日本ではカンジダというとカンジダ性膣炎という婦人科の病気としても知られています。カンジダ性膣炎は痒くて不快なためわかりやすいのですが、感染部位が膣でなく、腸の場合は即座に診断にも治療にも至らないことが多いです。<br></li>



<li>環境カビ<br>家の中や食品に生えるアスペルギルス、スタキボトリス（いわゆる黒かび）、ペニシリウム、フザリウムなどです。室内空気中に浮遊するアスペルギルス菌を吸ってしまい肺アスペルギルス症を発症することがあります。元々体の中にあるわけではなく、空気中から取り込んでしまい肺炎を起こしてしまうという病気です。なお、アスペルギルスやスタキボトリスなどは、ヒトにとって極めて有害な毒素（オクラトキシン、アフラトキシン、トリコテセンなど）を産生します。カビが産生する毒素をまとめてマイコトキシン（直訳はカビ毒です）と呼びます。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">カンジダ菌と環境由来のカビ、菌としては別物ですが、真菌というくくりで、性質が似ています。体内で共存して、慢性炎症を起こし、徐々に免疫を下げます。環境由来のカビを吸い込むと、腸のバリアが壊れやすくなり、脳のバリアもダメージを受け、腸脳相関の連携が崩れ、免疫や解毒代謝が脆弱になります。最終的に体内のカンジダがさらに成長しやすくなり、炎症や感染が治りにくくなります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">腸バリアの破綻 ── リーキーガットの始まり</h3>



<p class="wp-block-paragraph">吸ってしまったカビ毒（マイコトキシン）の大半は腸にも届きます。腸には、粘液・上皮細胞・免疫細胞の三重のバリアがあり、通常は外からの有害物質を防いでいます。<br>しかし、マイコトキシンはこのバリアを破壊していきます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>栄養吸収障害：ビタミンBややミネラル、とくに亜鉛不足を招きます。</li>



<li>SIBO（小腸内細菌異常増殖）・SIFO（小腸内真菌異常増殖）：本来きれいななずの小腸で細菌やカビが以上に増える状態です。腸内の体を守るはずの善玉菌の腸内細菌が不足します。過剰なガス、腐敗臭、腹痛や腹部膨満感を引き起こします。</li>



<li>リーキーガット：腸の壁に“すき間”ができ、未消化の食べ物や毒素が血流に漏れ出す状態。全身炎症の引き金になります。</li>



<li>セリアック病：小麦などに含まれるグルテンで腸に炎症を起こす遺伝性の病気。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">この時点で、慢性疲労、遅延性食物アレルギー、自己免疫疾患、MCAS（マスト細胞活性化症候群）発症のリスクが高まっています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">脳への影響 ── リーキーブレイン</h3>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒の怖さは腸にとどまりません。腸と同じように脳にも「血液脳関門」という、脳の血管を守るバリア構造があります。普段はピタッと閉まっている門（タイトジャンクション）ですが、脳の血管に入れても良い物質であれば、門を開いて招き入れ、即閉じます。一方、空気中から吸ってしまったカビは鼻の奥から脳に届きます。血液脳関門にも届きますが、これが継続するといずれ血液脳関門のタイトジャンクションが破綻します。神経炎症、認知機能低下、頭痛、不眠、うつ症状、さらには認知症リスクの上昇とも関係します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらにカビ毒は、腸から吸収されて血液に乗り、肝臓、腎臓、そして腸由来で脳にも影響を与えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その結果、次のような症状が現れます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>集中力が続かない、頭に霞がかかったような感覚（brain fog）</li>



<li>記憶力低下、物忘れ</li>



<li>不眠、頭痛、気分の落ち込み</li>



<li>顔のむくみや肌荒れ</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">特に大脳辺縁系と呼ばれる感情と記憶を司る部位が影響を受けるため、情緒不安定、視床下部―下垂体系のホルモン異常、自律神経の乱れ、うつ傾向が強まります。</p>



<figure class="wp-block-image"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-1024x683.webp" alt="大脳辺縁系LimbicSystem_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4160" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-1024x683.webp 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-300x200.webp 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-768x512.webp 768w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-1536x1024.webp 1536w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-2048x1365.webp 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">大脳辺縁系 (出典:Medical gallery of Blausen Medical 2014)</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">「病原体の受け皿人間」とは？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">前述した通り、カビを吸うと行く末は免疫低下です。免疫が働かなくなると、そのヒトの体にさまざまな病原体が巣食うことになります。例えば、室内のカビを大量に吸ってしまった方の中にカビの治療をしてもなお不調が続くことがあります。免疫の守る力を持っていない人間の体には次々にいろんな病原体が入ります。カンジダ感染が見つかることもあり、他の追加検査をしてみるとカビ以外にもさまざまな病原体が見つかります。ひとりの人間の身体に病原体の定員数はありません。まるで病原体の受け皿状態です。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/09/%E3%82%AB%E3%83%93_%E7%97%85%E5%8E%9F%E4%BD%93_%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%A5%9E%E6%A5%BD%E5%9D%82-200x300.png" alt="カビ_病原体_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4292"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">よくある混合感染の例としては。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ダニ媒介感染症：ライム病、バベシア、バルトネラ、エールリキア症</li>



<li>ウイルス：EBウイルス、HHV-6、サイトメガロウイルス、単純ヘルペス</li>



<li>寄生虫：アメーバ、ジアルジア、ブラストシスチス・ホミニスなど</li>



<li>腸内の日和見菌：モルガネラ菌、フソバクテリウム菌、クラブシエラ菌、緑膿菌など</li>



<li>ピロリ菌</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、腸内フローラの乱れ（dysbiosis）によって悪玉菌が増え、菌由来のLPS（リポ多糖）などの毒素が血流に入り込み、炎症が全身に拡大します。カンジダ菌や環境カビ由来のカビ毒も発生し続け、腸管粘膜に炎症を起こします。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ミトコンドリアへの打撃と慢性疲労</h3>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒（マイコトキシン）は細胞内のエネルギー産生工場である「ミトコンドリア」を直撃します。ミトコンドリアを壊すので、カビ毒にさらされると疲れやすくなります。たとえば寝室のカビを日々吸いながら、リフレッシュした目覚めや毎日元気はつらつ…は無いです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>エネルギー不足 → 慢性的な疲労感、集中力低下</li>



<li>解毒・代謝不全 → 有害物質の蓄積</li>



<li>活性酸素の増加 → 慢性炎症</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">寝ても疲れが取れない慢性疲労になったり、神経細胞死が起こり、ブレインフォグや記憶力低下、学習力や意欲低下など起こりやすくなります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">がん・ホルモン・臓器の病気にも関与</h3>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒は発がん性を持ち、ホルモンを撹乱することもあり、神経と脳の障害を起こし、肝臓と腎臓への負担をかけます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>がん：食道がん、胃がん、大腸がん、肝がん、胆道がん、頭頚部がん、乳がんなど</li>



<li>ホルモン系：子宮筋腫、子宮内膜症、乳腺症、卵巣嚢腫、PMS（月経前症候群）、月経異常、早産、流産リスク、不妊（男女とも）、体重異常（痩せすぎと肥満）、甲状腺異常など</li>



<li>臓器毒性：肝障害、腎障害（小林製薬のサプリ汚染事件の例が記憶に新しい）</li>



<li>神経毒性：認知症リスク、不眠、頭痛、うつ症状、血液脳関門の破綻、自閉症など</li>



<li>免疫系：易感染性、発がん、自己免疫疾患（リウマチ、甲状腺の病気など）</li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading">遅延型食物アレルギーとMCAS</h3>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒で腸が壊れると、遅延型食物アレルギーが現れやすくなります。これは食べてすぐ反応する即時型の免疫反応IgE型アレルギーメカニズムが異なる、数時間〜数日後に症状が出るIgG型という免疫反応です。食事のタイミングと症状の発症に時間差があるため、本人アレルギーと気づきにくいのが特徴です。遅延型食物アレルギーにはカンジダ感染も密接に関与します。部屋のカビ暴露とカンジダ感染が揃うと、遅延型の食物アレルギーがほとんどのケースに発症します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、腸内環境が乱れ、脳内の大脳辺縁系の炎症が持続し、喉や気管支の粘膜構造も脆弱になると、MCAS（マスト細胞活性化症候群）を発症しやすくなります。ヒスタミンの多い食品で頭痛や動悸、かゆみが悪化することがあります。しかし、実は元凶が部屋のカビだった、（ヒスタミン食が悪の根源ではなかった）と判明することがしばしばあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">部屋のカビとカンジダ菌は別物ですが、ヒトの体の中では協力し合い、慢性感染をして、そのヒトの体力、免疫力を奪います。さまざまな病気のきっかけになり、病気重症化、長期化の手助けをします。部屋のカビ暴露やカンジダ感染が見つかった場合、部屋の対策、体内のカビ退治、カビ毒の排出、粘膜の炎症を元に戻し、リーキーガット、そしてリーキーブレインの修復を行い、合理的に解決しましょう。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="i7FKlveYXC"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/dementia/">脳・神経・認知症</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;脳・神経・認知症&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/dementia/embed/#?secret=XVbWKYwZTO#?secret=i7FKlveYXC" data-secret="i7FKlveYXC" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="kuntTPIGRN"><a href="https://wellnesskk.net/treatment/intestinal-immunity-chronic-infection/">腸内免疫・慢性感染症</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;腸内免疫・慢性感染症&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/treatment/intestinal-immunity-chronic-infection/embed/#?secret=VEINYBqEfS#?secret=kuntTPIGRN" data-secret="kuntTPIGRN" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="aIy75YPqIH"><a href="https://wellnesskk.net/first-visit/">初めての方の治療の流れ</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;初めての方の治療の流れ&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/first-visit/embed/#?secret=obiIGnActZ#?secret=aIy75YPqIH" data-secret="aIy75YPqIH" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Li J, Wang Y, Deng Y, Wang X, Wu W, Nepovimova E, Wu Q, Kuca K. Toxic mechanisms of the trichothecenes T-2 toxin and deoxynivalenol on protein synthesis. Food Chem Toxicol. 2022 Jun;164:113044.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35452771/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35452771/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Gao Y, Zheng N. Modulation of Intestinal Epithelial Permeability in Differentiated Caco-2 Cells Exposed to Aflatoxin M1 and Ochratoxin A Individually or Collectively. Toxins (Basel). 2017 Dec 27;10(1):13.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29280945/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29280945/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Weidner M, Hüwel S, Ebert F, Schwerdtle T, Galla HJ, Humpf HU. Influence of T-2 and HT-2 toxin on the blood-brain barrier in vitro: new experimental hints for neurotoxic effects. PLoS One. 2013;8(3):e60484.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23544145/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23544145/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Behrens M, Hüwel S, Galla HJ, Humpf HU. Efflux at the Blood-Brain Barrier Reduces the Cerebral Exposure to Ochratoxin A, Ochratoxin α, Citrinin and Dihydrocitrinone. Toxins (Basel). 2021 Apr 30;13(5):327.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33946578/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33946578/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Erdogan A, Rao SS. Small intestinal fungal overgrowth. Curr Gastroenterol Rep. 2015 Apr;17(4):16.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25786900/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25786900/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Umamahesan C, Charlett A. Interplay of constipation, intestinal barrier dysfunction and fungal exposome in aetiopathogenesis of Parkinson’s disease: hypothesis with supportive data. Biochem J. 2025 Jun 11;482(12):807–21.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40471586/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40471586/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Kościelecka K, Kuć A, Kubik-Machura D, Męcik-Kronenberg T, Włodarek J, Radko L. Endocrine Effect of Some Mycotoxins on Humans: A Clinical Review of the Ways to Mitigate the Action of Mycotoxins. Toxins (Basel). 2023 Aug 23;15(9):515.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10535190/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10535190/</a></p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/fungus/moldy-room/">カビ感染の治療-部屋カビとカンジダの関係</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>電磁波とライム病</title>
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		<dc:creator><![CDATA[W]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 18 Aug 2025 11:27:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[化学物質過敏症(CS)・電磁波過敏症(ES)]]></category>
		<category><![CDATA[ライム病、その他ダニ媒介疾患]]></category>
		<category><![CDATA[電磁波過敏症]]></category>
		<category><![CDATA[EMF]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[大脳辺縁系]]></category>
		<category><![CDATA[リーキーブレイン]]></category>
		<category><![CDATA[自律神経失調]]></category>
		<category><![CDATA[電磁波]]></category>
		<category><![CDATA[ライム病]]></category>
		<category><![CDATA[アルツハイマー]]></category>
		<category><![CDATA[化学物質過敏症]]></category>
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		<category><![CDATA[腸脳相関]]></category>
		<category><![CDATA[SIBO]]></category>
		<category><![CDATA[バルトネラ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「電磁波のせいでライム病が悪化する」 ライム病はダニなどの節足動物の媒介による感染症です。虫刺されというの皮膚の問題だけではなく、認知症、自律神経異常、しびれや慢性頭痛などの神経の問題や、免疫低下、自己免疫疾患、慢性疲労 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/28386_1024-1.webp" alt="CDC/ Division of Vector-Borne Diseases Rickettsial Zoonoses Branch Creation Date: 2023" class="wp-image-4248" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/28386_1024-1.webp 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/28386_1024-1-300x200.webp 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/28386_1024-1-768x512.webp 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">植物の上を這っている成虫の雌の茶色い犬ダニ（Rhipicephalus sanguineus）<br>&nbsp;(出典:CDC/ Division of Vector-Borne Diseases Rickettsial Zoonoses Branch 2023)</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">「電磁波のせいでライム病が悪化する」</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ライム病はダニなどの節足動物の媒介による感染症です。虫刺されというの皮膚の問題だけではなく、認知症、自律神経異常、しびれや慢性頭痛などの神経の問題や、免疫低下、自己免疫疾患、慢性疲労、関節痛などに発展し、慢性化することが多い病気です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">バルトネラ病はダニ、ノミ、シラミ、猫の爪の引っ掻き傷をきっかけにバルトネラ菌（Bartonella hensalae菌）が感染する病気です。免疫の細胞内や血管内皮細胞（全ての血管の内側の表面に習う細胞）に入り込み、その細胞の中に長く潜む「ステルス感染」をします。慢性疲労、物忘れ、頭痛、関節痛、免疫低下（他の感染症と複合感染しやすい）、足底の痛み、皮膚炎、血管炎、肝血管腫など病状は全身にわたります。そして、さまざまな異物に過敏に反応しやすくなります。例えば、特定の食品、化学物質、臭い、電磁波、音、光です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ライム病は誤診や診断の遅れなどの理由で治療が難しい病気です。いざライム病と診断されても、電磁波がライム病の治療の足でまといになることがあります。ですから、当院では、ライム病の診断後はまず電磁波への暴露をなるべく減らすようにアドバイスしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本日は、なぜ電磁波がライム病やバルトネラ病の治療の妨げになるのかを見ていきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>電磁波のおさらい</strong></h3>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/ChatGPT-Image-2025%E5%B9%B48%E6%9C%8816%E6%97%A5-20_29_59_1024-1-300x300.webp" alt="wifiルーター_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4247"/></figure>



<ul class="wp-block-list">
<li>電磁波（EMF）は周波数によって様々な作用があます。Wi-Fiや携帯電話のシグナルのような高周波から電力線、送電線、家庭用電化製品（電気カーペット、こたつ、ドライヤーなど）、送電線などが放出する低周波まで、各周波数帯域が人体に影響を与えます。Wi-Fiはこの範疇に含まれ、特に自宅や職場での長時間曝露が、頭痛、疲労感、集中力の低下などの症状を引き起こします。また、5Gの急速な普及のため、基地局が街中に急増しています。</li>



<li>発癌リスクについては、脳腫瘍や白血病、乳がんなどとの関連が指摘されています。</li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading">電磁波とライム病：脳への影響</h3>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/ChatGPT-Image-2025%E5%B9%B48%E6%9C%8817%E6%97%A5-23_09_13_1024-300x200.webp" alt="頭痛_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4256"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>電磁波の影響は頭皮のピリつき、頭痛やブレインフォグなど頭部に関するものが多いです。ライム病も同様です。電磁波の脳への影響とライム病の脳では共通した病態が見られます。それは、脳の酸化ストレス、脳のバリアの崩壊、大脳辺縁系のダメージの３つです。電磁波とライム病、お互いが足を引っ張り合います。</p>



<ol start="1" class="wp-block-list">
<li><strong>酸化ストレス</strong><br>神経細胞をはじめさまざまな細胞構造の損傷に重要な役割を果たす酸化ストレスが起こります。ライム病では、酸化ストレスは細胞内感染と菌が誘発した活性酸素と免疫反応の結果として生じます。ライム病では、ボレリア菌が免疫系を刺激し、撹乱し、神経炎症を引き起したり、正常な細胞を間違って攻撃することさえあります。電磁波は電圧依存性カルシウムチャネルを活性化し、細胞が酸化ストレスの急増に見舞われ細胞の損傷、細胞死を引き起こします。ですから、ライム病ですでに神経の炎症があるところに、電磁波の暴露が加わると脳内の構造が炎症が起こり、持続すると神経が回復しにくくなるのです。</li>



<li><strong>血液脳関門の破壊（リーキーブレイン）</strong><br>血液脳関門とは、脳を守るバリア構造です。電磁波暴露とライム病はともにこの脳の保護バリアにダメージを与えます。脳のバリアの構造が完全破綻するとリーキーブレインという状態になります。ライム病では、ボレリア菌が血液脳関門の傷害のきっかけを作り、病原体、有害物質や炎症性物質が脳になだれ込み、耳鳴り、うつ、自閉症、頭痛、不眠、物忘れに発展することがあります。同様に、電磁波暴露が脳のバリアの構造にダメージを与え、脳内の免疫が正常に働かなくなり、電磁波過敏症に発展することもあるし、ライム病の神経症状を悪化させることもあります。電磁波暴露が多い人も、ライム病にかかっている人も、体内の毒量を調べてみると、食品添加物、農薬、除草剤、有機溶剤、水銀、カドミウム、カビ毒など、さまざまな有害物質が過剰に溜まっています。</li>



<li><strong>大脳辺縁系へのダメージ</strong><br>電磁波とライム病（ボレリア菌）は、どちらも大脳辺縁系に悪影響を与えます。大脳辺縁系は、感受性、感情、記憶、ストレス応答、自律神経を司る脳の内側に存在する重要な脳の一部です。電磁波が大脳辺縁系の炎症を起こすとMCAS（マスト細胞活性化症候群）*を引き起こします。マスト細胞が電磁波を認識してヒスタミンなどの大量の内包物を放出し、免疫系や神経系の過剰反応を誘引し突然生じます。</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">*<strong>&nbsp;MCAS：</strong>体内の免疫細胞であるマスト細胞が異常に活性化され、過剰にヒスタミンやサイトカインを放出する病態のこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちなみに、カビ菌についての研究結果によると、Wi-Fiルーター近くではカビや真菌の繁殖が数百倍以上にもなるそうです。電磁波に暴露しながらカビを吸うと、体内でもカビが増えやすくなるということですね。カビ暴露があり、電磁波暴露、かつライム病感染の３因子揃うと、脳のダメージが進みます。忘れっぽくなり、倦怠感、気分が落ちやすくなります。」自律神経系が乱れ、腸の運動異常、動機、呼吸困難、体位性頻脈症候群(POTS)も伴います。MCASであれば、突如または、食後や食事中に腹痛や膨満感が起こることがあります。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2023/04/230413%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3-300x225.webp" alt="アフラトキシン_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-3170"/></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>ライム病の治療の応用</strong></h3>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>環境</strong><br>ライム病やバルトネラの治療過程では環境要因が重要です。神経系と免疫系へのダメージを強めないために、電磁波曝露を軽減してください。スマートフォン、Wi-Fiルーター、電子レンジなど、高レベルの電磁波を放出する機器への長時間暴露を避けましょう。<br></li>



<li><strong>神経炎症と脳のバリアの管理</strong><br>ライム病やバルトネラ病患者には、積極的な神経炎症の管理も重要です。メチレンブルー（神経保護作用）、メラトニン、オメガ３やホスファチジルコリン点滴などはミトコンドリア機能のサポートと血液脳関門の炎症の軽減に効果的です。脳の保護バリア、血液脳関門の破綻を修復には再生医療が利用できます。<br></li>



<li><strong>抗酸化療法</strong><br>電磁波過敏症とライム病の患者はともに酸化ストレスを経験するため、オゾン治療、高濃度ビタミンC療法、グルタチオンなども推奨されます。</li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>まとめ</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">電磁波の周波数帯域ごとに影響は異なりますが、特に高周波（ラジオ波、WiFi、5G）は神経系や免疫系に深刻な影響を与えます。Wi-Fiが最も広範囲に使用されているため、日常的に暴露しています。長期的な暴露がMCAS、電磁波過敏症、自律神経の異常、慢性疲労、ブレインフォグ、皮膚のしびれやピリピリ感、認知障害、睡眠障害（質の低下）などを起こします。ライム病やバルトネラ病にかかっている時、電磁波暴露は免疫系と神経系へ類似の影響を及ぼし、ライム病やバルトネラ病が悪化します。逆もまた然り。ライム病にかかってると電磁波過敏症を発症しやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビ感染や外傷性脳損傷（脳のバリアの破綻のせい）のある方も同様、電磁波暴露は治癒の妨げになります。光、音、食べ物、臭いなどと比べ、電磁波は最も自分でコントロールしにくい、避けることが難しいものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、意識して電磁波暴露を減らし、長時間の暴露を避けましょう。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="AGGqOXWA1f"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/chemical-electromagnetic-sensitivity/">化学物質過敏症(CS)・電磁波過敏症(ES)</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;化学物質過敏症(CS)・電磁波過敏症(ES)&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/chemical-electromagnetic-sensitivity/embed/#?secret=YNEnUeThb7#?secret=AGGqOXWA1f" data-secret="AGGqOXWA1f" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="eEjvR4cKUn"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/fungus/">真菌・かび感染・イーストコネクション</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;真菌・かび感染・イーストコネクション&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/fungus/embed/#?secret=I24uzWrpJB#?secret=eEjvR4cKUn" data-secret="eEjvR4cKUn" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
</div></figure>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="UsRSuLHRB6"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/lyme/">ライム病、その他ダニ媒介疾患</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;ライム病、その他ダニ媒介疾患&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/lyme/embed/#?secret=W5r1x2Hjo8#?secret=UsRSuLHRB6" data-secret="UsRSuLHRB6" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="ig2iYkNKv8"><a href="https://wellnesskk.net/first-visit/">初めての方の治療の流れ</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;初めての方の治療の流れ&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/first-visit/embed/#?secret=mwfsan3SO8#?secret=ig2iYkNKv8" data-secret="ig2iYkNKv8" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
</div></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Sirav B, Seyhan N. Effects of radiofrequency radiation exposure on blood-brain barrier permeability in male and female rats. Electromagn Biol Med. 2011 Dec;30(4):253-60.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22047463/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22047463/</a><br>ラジオ無線やWifiの電磁波曝露には、DNA損傷をを起こし、がんや他の重大な健康影響のリスク増加を示す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Nittby H, Brun A, Eberhardt J, Malmgren L, Persson BR, Salford LG. Increased blood-brain barrier permeability in mammalian brain 7 days after exposure to the radiation from a GSM-900 mobile phone. Pathophysiology. 2009 Aug;16(2-3):103-12.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19345073/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19345073/</a><br>電磁波は繰り返し暴露しても、過敏症の人以外は直ちに悪影響を及ぼさないことがあります。しかし、脳のバリアである、血液脳関門は確実に影響を受け、リーキーブレインになり、長期的に脳の予備力の低下が起こります。数年以上電磁波に毎日の暴露すると、将来自己免疫疾患や神経変性疾患などを発症する可能性がありますよ、という内容の文献。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Altun G, Kaplan S, Deniz OG, Kocacan SE, Canan S, Davis D, Marangoz C. Protective effects of melatonin and omega-3 on the hippocampus and the cerebellum of adult Wistar albino rats exposed to electromagnetic fields. J Microsc Ultrastruct. 2017 Oct-Dec;5(4):230-241.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30023259/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30023259/</a><br>携帯の電磁波曝露は神経損傷を起こすが、メラトニンとオメガ3はその神経保護作用があるという結論。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Stam R. Electromagnetic fields and the blood-brain barrier. Brain Res Rev. 2010 Oct 5;65(1):80-97.<br><a href="https://doi.org/10.1016/j.brainresrev.2010.06.001" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://doi.org/10.1016/j.brainresrev.2010.06.001</a><br>電磁波暴露でリーキーブレイン（血液脳関門の破綻）になる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Nathan, Neil (2017). “The Sensitive Patient’s Healing Guide: Top Experts Offer New Insights and Treatments for Environmental Toxins, Lyme Disease, and EMFs.”&nbsp;<br>ライム病患者の病態は免疫機能の低下や神経炎症のため、電磁波過敏症になりやすいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Bush, J.C., Robveille, C., Maggi, R.G.&nbsp;<em>et al.</em>&nbsp;Neurobartonelloses: emerging from obscurity!.<em>Parasites Vectors</em>&nbsp;17, 416 (2024)<br><a href="https://doi.org/10.1186/s13071-024-06491-3">https://doi.org/10.1186/s13071-024-06491-3</a><br>バルトネラも脳と末梢神経両方において神経炎症を起こします。自閉症、統合失調症、うつ病などの精神疾患も発症可能性が高くなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Balakrishnan N, Ericson M, Maggi R, Breitschwerdt EB. Vasculitis, cerebral infarction and persistent Bartonella henselae infection in a child. Parasit Vectors. 2016 May 10;9(1):254.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4862072/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4862072/</a></p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/cs-es/electromagnetic-wave-lyme/">電磁波とライム病</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>マイクロプラスチックの解毒 『ブレインフォグ編』</title>
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		<pubDate>Fri, 01 Aug 2025 13:42:36 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>頭が重い、脳が疲れる、忘れっぽいは年齢のせい？ 「会話が頭に入ってこない」「さっき読んだ内容が思い出せない」「ずっと眠い」「霧の中にいるよう」「知っているはずの言葉が出てこない」ブレインフォグに悩まされた経験はありません [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/ChatGPT-Image-2025%E5%B9%B48%E6%9C%881%E6%97%A5-16_43_43-1024x683.webp" alt="" class="wp-image-4224"/></figure>



<h3 class="wp-block-heading">頭が重い、脳が疲れる、忘れっぽいは年齢のせい？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「会話が頭に入ってこない」「さっき読んだ内容が思い出せない」「ずっと眠い」「霧の中にいるよう」「知っているはずの言葉が出てこない」ブレインフォグに悩まされた経験はありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">ブレインフォグ（Brain fog）は脳に霧がかかったような状態のことです。ブレインフォグは老化現象で説明がつくものではありません。環境に潜む物質や浮遊している菌を無意識に吸い込んでしまった結果、私たちの脳に入り込み、脳に炎症を引き起こした結果がブレインフォグになっていることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実は私たちは近年、海産物由来のプラスチックや、紙コップ、カトラリー、ペットボトル、路面の塵埃、包装梱包材など日常生活の中で意識せずにマイクロプラスチックを日々取り込んでいます。これがブレインフォグを起こしやすくします。マイクロプラスチックのほかにも、住環境のカビのように、いつの間にか吸ってしまった毒素もブレインフォグを起こします。ライム病という脳に感染しやすい感染症、水銀や鉛などの重金属中毒、カンジダやSIBO（小腸内異常細菌増殖）による腸内環境の乱れ、揮発性有機溶剤もブレインフォグを起こします。外傷性脳損傷も同様です。外傷性脳損傷は交通事故やスポーツ障害などで脳の損傷が起こった後に、脳のバリアの構造が壊れ、後にブレインフォグや物忘れといった後遺症を起こします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、まだ認知度の低いマイクロプラスチック（MP）と脳の関係に注目して、体内に侵入する経路から脳機能障害へのメカニズム、そして解毒法まで考えてみましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">マイクロプラスチックとは？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックの定義は、直径5ミリ以下の微小なプラスチック片のことです。私たちの生活環境の至るところにあります。まず海由来、魚介類のマイクロプラスチックです。また、都市部の道路上に堆積した砂や塵からも、ビスフェノールA、スチレン、ペットボトルやリサイクルや化繊の衣類、包装資材などが劣化して生じます。歯磨き粉や洗顔料、化粧品由来のマイクロプラスチックもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに目に見えないレベルの1nm以下のナノサイズのナノプラスチックがありまして、ここまでくるとウイルス同等のサイズです。（この記事ではマイクロプラスチック以下のナノプラスチックも含めて、まとめてマイクロプラスチックと呼びます。）</p>



<p class="wp-block-paragraph">近年の研究では、マイクロプラスチックは単体でも細胞に炎症を引き起こす可能性があることが示唆されていますが、マイクロプラスチックそのものも有害ですが、より深刻なのはマイクロプラスチックが他の有害化学物質を吸着して運び込むことです。殺虫剤、重金属、可塑剤（フタル酸エステルなど）、難燃剤、ダイオキシン類──これらが表面に付着したまま体内に入りると、細胞膜やミトコンドリア、DNAにまで到達し、ダメージを及ぼします。</p>



<h3 class="wp-block-heading">吸い込んだマイクロプラスチックが脳に届く</h3>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/08/ChatGPT-Image-2025%E5%B9%B48%E6%9C%881%E6%97%A5-18_25_08-300x200.webp" alt="マイクロプラスチック_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4222"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックは経口摂取だけでなく、空気と共に吸い込み体に取り込むことがあります。室内に漂うほこり、洗濯時に衣類から放出される微細繊維、家具やカーペットから剥がれたプラスチック粒子などです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「鼻」から体へ取り込む経路は要注意、これは嗅神経を通って大脳辺縁系へ直接届くという経路です。におい成分が脳に届くのと同様のルートです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大脳辺縁系は、記憶・感情・自律神経を司る極めて重要な領域であり、ここに炎症が起こると、うつ症状や不安、意欲の低下、不眠、さらにはホルモンバランスの乱れ、動悸、消化不良など、多彩な症状が現れます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">脳のミトコンドリア</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ミトコンドリアは、私たちのエネルギーをつくり出す発電所です。特に神経細胞は体の中で最も多くのミトコンドリアを抱えています。ミトコンドリアが壊れるということは、生存のためのエネルギーを十分に供給できず、細胞が希望不全になります。脳の被害が最も甚大なのです。脳のミトコンドリアのダメージはブレインフォグや認知障害を引き起こします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックは、細胞の膜を破壊し、細胞内部のミトコンドリアに深刻な損傷を与えることが知られています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">神経細胞はエネルギー消費量が多く、そのエネルギーの大部分を担っているのがミトコンドリアです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「頭が働かない」「集中力が続かない」「会話のペースについていけない」その陰には、脳のミトコンドリア、脳の中のエネルギー発電所が壊されているからかもしれません。</p>



<h3 class="wp-block-heading">MCAS（マスト細胞活性化症候群）mast cell activating syndrome</h3>



<p class="wp-block-paragraph">大脳辺縁系には特にマスト細胞という免疫系の細胞が集中しています。マスト細胞は異常事態に自分の体の中身、ヒスタミンなどを飛び出させて警告をする細胞です。ヒスタミン以外にもプロスタグランジンやロイコトリエンなど色々な生理活性物質を解放します。ヒスタミンが突然爆発するように急上昇するので、過敏症やアレルギー、突然の頭痛、腹痛などが起こります。これはMCASという反応です。化学物質過敏症はMCASのメカニズムで説明されることがあります。つまり、MCASや説明がつかない化学物質過敏症、ニオイのもとがなくても特定の場所で化学物質過敏症の発作が起こる時、マイクロプラスチックを取り込んだ瞬間かもしれません。</p>



<h3 class="wp-block-heading">腸の対策</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ブレインフォグを語るからには、腸内環境と腸のバリア機能も対策の一環になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腸は“第二の脳”と呼ばれ、脳と腸は迷走神経などを通じて密接につながっています。この「腸脳相関」が正常であれば問題ありませんが、腸内環境が乱れると炎症物質（リポ多糖類やバイオトキシン）が血流を通じて脳に届きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特にSIBO（小腸内異常細菌増殖）やリーキーガット（腸のバリアが壊れて毒素が漏れ出す状態）があると、これが顕著です。さらに、腸からの毒素放出が反復、継続すれば脳のバリアである血液脳関門は破壊されるので、より多くの毒素が脳になだれ込みます。腸にとっての毒は、脳にも毒として作用します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそもマイクロプラスチック自体が腸内環境に悪影響を与え、善玉菌の減少やバリア機能の破綻を加速させます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、遅延型食物アレルギー（IgGを介した免疫反応）は腸に慢性的に炎症を起こしします。遅延型アレルギーのことを気にせずに（知らずに）普段から食べている食品が自分の脳にダメージを与えていることがあります。このように腸の炎症が起こっている方にとっては、マイクロプラスチックの悪さが強まります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですから、腸内環境を整え、SIBOやSIFOを治し、遅延型食物アレルギーを治し、リーキーガットを修復し、腸の粘膜を炎症を鎮める、消化吸収の機能を向上させる、これらを一つずつ押さえていくことをブレインフォグ治療メニューに組み入れることはブレインフォグを克服するために不可欠です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">控えめに言って、腸の対策無しには脳は改善しません。</p>



<h3 class="wp-block-heading">寝室を見直す</h3>



<p class="wp-block-paragraph">日常生活において、マイクロプラスチックやカビ、化学物質の暴露を減らすにはなんとなくのデトックスは大した効果はありません。医療の力を借りて特殊な解毒法がありますが、自分でできることもあります。まずは「寝室」の見直しです。脳の解毒は眠っている間に行われます。グリンファティックシステムという睡眠中の脳内クレンジング機能のことです。グリンファティックシステムのメカニズムは解明され、近年注目されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">寝室を整える理由は２つ。寝ながら毒を取り込まないためと、昼間のうちに取り込んでしまった毒を解毒するためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは断捨離。寝室だけでもミニマリストになりましょう。埃やハウスダストに含まれるマイクロプラスチック粒子を減らすために、空気清浄機、除湿機の導入や定期的な換気、カーペット、布団やカーテンを見直します。生地にも着目、布団やシーツ、パジャマや下着は化繊？普段からフリースばかり着ている？カビや湿度対策は？ベッド下やクローゼットの収納も見直し、エアコンの手入れ、寝室の雨漏り、浸水、結露対策もします。さらに、Wi-Fiの機械を消す、電子機器を遠ざけたり電磁波対策もします。<br><br>香料や洗剤、柔軟剤の揮発性化学物質も、マイクロプラスチックと結びついてより強力な神経毒性を持つため、無香料製品への切り替えもよいでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックはブレインフォグの原因だけではありません。私が以前から警鐘を鳴らしてきた、メタボや肥満の加速因子にもなります。癌リスクが上がり、血圧異常や代謝の問題を起こすことも知られています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックやナノプラスチックは空気中に浮遊し、私たちが呼吸するたびに、あるいは食品や飲料、日用品を通じて、日常的に体内に入り込んでいます。そして、脳の深部や腸内環境、細胞膜、さらにはミトコンドリアにまで損傷を与えています。ショートスリーパーの方も、現代社会で大容量のマイクロプラスチックに囲まれているのですから、もう少しグリンファティックシステムを活用するべきだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックが海洋汚染の環境問題ではなく、私たちの体、特に脳の機能に影響を及ぼしていることが伝わりましたでしょうか。</p>



<h3 class="wp-block-heading">医療的な細胞レベルの解毒──PKプロトコール、細胞膜リン脂質置換療法</h3>



<p class="wp-block-paragraph">すでにマイクロプラスチックや他の環境毒素によるダメージが強く疑われる場合、血液脳関門が破綻しているリーキーブレインに進行している場合、あるいは慢性疲労やブレインフォグが何ヶ月も続いている場合には、生活改善だけでは回復が困難なことがあります。症状が重い場合には、医療機関での指導を受けるべきです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのようなときに検討されるのが、リン脂質点滴とグルタチオン点滴を組み合わせたPKプロトコールという治療法です。これは、細胞膜とミトコンドリア膜を構成するリン脂質を置き換えることで、神経細胞の構造と機能を賦活させ、細胞レベルでの解毒能力とミトコンドリアの機能を回復させる治療法です。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2024/12/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E8%86%9C_%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%A5%9E%E6%A5%BD%E5%9D%82.webp" alt="細胞膜_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-3825"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">著名な機能性医学の医師であり、多くの健康本のベストセラー作家でもあるDr. Mark Hyman氏は一時、原因不明の慢性疲労とブレインフォグで長らく闘病生活を強いられました。最終的にカビ毒や環境毒が原因と判明しましたが、数年間、あらゆるサプリメントやビタミン点滴では効果が乏しかったことを経験しています。結局細胞膜の点滴治療やオゾン治療によって改善を実感したと語っています。客観データにおいては細胞膜の修復、細胞膜の組成、化学物質、カビ毒、重金属の解毒、肝機能に著しい改善が見られています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">PKプロトコール（細胞膜リン脂質置換療法）の適応例のリスト</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>アルツハイマー病</li>



<li>アンチエイジング、長寿</li>



<li>自閉症と発達遅延</li>



<li>心臓病、凝固亢進、高脂血症、血管炎</li>



<li>悪性腫瘍</li>



<li>慢性疲労症候群</li>



<li>てんかん</li>



<li>重金属の解毒</li>



<li>肝炎</li>



<li>ハンチントン病</li>



<li>遺伝性および後天性の代謝疾患や代謝異常</li>



<li>ライム病とライム病の複合感染（バルトネラ、バベシアなど）</li>



<li>多発性硬化症、神経毒性</li>



<li>パーキンソン病</li>



<li>農薬、殺虫剤、揮発性有機化合物、化学物質の解毒</li>



<li>脳血管障害（脳卒中後）</li>



<li>カビ毒の治療</li>



<li>MCAS（マスト細胞活性化症候群）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">PKプロトコールの治療は個人差がありますが、早い方は初回から言葉がスムーズに出るようになった、頭がクリアになった、疲れが取れてスッキリした、といった体感とがあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">最後に・・</h3>



<p class="wp-block-paragraph">マイクロプラスチックは目に見えませんし、臭いもありません。ところが、このような毒素は鼻から、口から、気管支から、体中の粘膜から、私たちの体内に大量に入り込みます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ブレインフォグや疲れが持続していても、ただ不安になるのではなく、静養するだけではなく、正しく対処することが、ご自身と家族の健康を守る第一歩になります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ブレインフォグの原因を見直す。</li>



<li>睡眠の場、呼吸環境、腸を整える</li>



<li>必要なら医療機関に相談する</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">が、お勧めです。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="4mDXswH97Q"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/toxic/">重金属など有害物質の毒性</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="“重金属など有害物質の毒性” — ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/toxic/embed/#?secret=4pcYzxJhxs#?secret=4mDXswH97Q" data-secret="4mDXswH97Q" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="UXoXj5lvtf"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/dementia/">脳・神経・認知症</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;脳・神経・認知症&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/dementia/embed/#?secret=bKA20cWQsP#?secret=UXoXj5lvtf" data-secret="UXoXj5lvtf" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="WGlneM2SkI"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/mcas/">マスト細胞活性化症候群 MCAS(肥満細胞活性化症候群)</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;マスト細胞活性化症候群 MCAS&lt;br&gt;(肥満細胞活性化症候群)&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/mcas/embed/#?secret=kQifJH5f3Y#?secret=WGlneM2SkI" data-secret="WGlneM2SkI" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="H0sborxXEL"><a href="https://wellnesskk.net/first-visit/">初めての方の治療の流れ</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;初めての方の治療の流れ&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/first-visit/embed/#?secret=HuMEvmdl1E#?secret=H0sborxXEL" data-secret="H0sborxXEL" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
</div></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Nicolson GL, Ferreira de Mattos G, Ash M, Settineri R, Escribá PV. Fundamentals of Membrane Lipid Replacement: A Natural Medicine Approach to Repairing Cellular Membranes and Reducing Fatigue, Pain, and Other Symptoms While Restoring Function in Chronic Illnesses and Aging. Membranes (Basel). 2021 Nov 29;11(12):944.<br><a href="https://www.mdpi.com/2077-0375/11/12/944" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://www.mdpi.com/2077-0375/11/12/944</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Tamaki Morioka, Shuhei Tanaka, Yuta Yamada, Satoru Yukioka, Fumihiro Aiba, Quantification of microplastic by particle size down to 1.1&nbsp;μm in surface road dust in an urban city, Japan,Environmental Pollution, Volume 334,2023,122198,&nbsp;<br><a href="https://doi.org/10.1016/j.envpol.2023.122198" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://doi.org/10.1016/j.envpol.2023.122198</a>.</p>



<p class="wp-block-paragraph">Toussaint B, Raffael B, Angers-Loustau A, Gilliland D, Kestens V, Petrillo M, Rio-Echevarria IM, Van den Eede G. Review of micro- and nanoplastic contamination in the food chain. Food Addit Contam Part A Chem Anal Control Expo Risk Assess. 2019 May;36(5):639-673.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30985273" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30985273</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Sanchez JMS, McNally JS, Cortez MM, Hemp J, Pace LA, Clardy SL. Neuroimmunogastroenterology: At the Interface of Neuroimmunology and Gastroenterology. Front Neurol. 2020 Jul 31;11:787.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7412790/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7412790/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Alberghini L, Truant A, Santonicola S, Colavita G, Giaccone V. Microplastics in Fish and Fishery Products and Risks for Human Health: A Review. Int J Environ Res Public Health. 2022 Dec 31;20(1):789.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9819327/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9819327/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Sheik Aliya Microplastics: An emerging environmental risk factor for gut microbiota dysbiosis and cancer development?, Environmental Chemistry and Ecotoxicology, Volume 7,2025, 706-728,<br><a href="https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590182625000293" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590182625000293</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Haipeng Huang&nbsp;<em>et al.&nbsp;</em>Microplastics in the bloodstream can induce cerebral thrombosis by causing cell obstruction and lead to neurobehavioral abnormalities.&nbsp;<em>Sci.Adv.</em><strong>11</strong>,eadr 8243(2025).DOI:<br><a href="https://doi.org/10.1126/sciadv.adr8243" target="_blank" rel="noreferrer noopener">10.1126/sciadv.adr8243</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Huang X, Lan Z, Hu Z. Role and mechanisms of mast cells in brain disorders. Front Immunol. 2024 Aug 26;15:1445867.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11381262/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11381262/</a></p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/toxic/micro-plastic/">マイクロプラスチックの解毒 『ブレインフォグ編』</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>部屋のカビ感染の治療　『ブレインフォグや認知症』</title>
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		<dc:creator><![CDATA[W]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 06 Jul 2025 17:05:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[真菌・かび感染・イーストコネクション]]></category>
		<category><![CDATA[脳・神経・認知症]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>カビっぽい部屋に住む人、もしそのカビが住人の集中力や記憶力の低下を起こすとしたらどう思いますか？ カビがアレルギーの原因、という認識は一般的になってきました。くしゃみ、咳、喘息など、わかりやすい反応をするためです。 しか [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-1024x1024.webp" alt="カビたベッドルーム_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4164" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-1024x1024.webp 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-300x300.webp 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-150x150.webp 150w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-768x768.webp 768w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-1536x1536.webp 1536w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-2048x2048.webp 2048w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-400x400.webp 400w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/ChatGPT-Image-2025年7月6日-16_10_36-120x120.webp 120w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>カビっぽい部屋に住む人、もしそのカビが住人の集中力や記憶力の低下を起こすとしたらどう思いますか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビがアレルギーの原因、という認識は一般的になってきました。くしゃみ、咳、喘息など、わかりやすい反応をするためです。 しかし、カビにはもっと深刻な有害性があります。 それは脳へのダメージです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>カビは、鼻から脳に届く</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">吸い込んだカビは、鼻の奥の「嗅神経」を通って、脳へと侵入します。 この侵入経路によってとくに影響を受けやするが、大脳辺縁系と呼ばれる脳の深部領域です。 この脳の深い部分は「大脳辺縁系」という、感情や記憶を司るところです。不安、恐怖、感情、記憶、本能的な行動を調整するこの部位が炎症や酸化ストレスの影響を受けると、さまざまな症状を起こします。例えば,</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>もの忘れや集中力の低下</li>



<li>不眠、悪夢、眠っても疲れが取れない</li>



<li>気分の落ち込み、やる気の低下</li>



<li>情緒不安、不安感、イライラ</li>



<li>物事の判断がつかない、考えがまとまらない</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">いわゆるbrain fog（脳に霧がかかったような状態、頭がぼんやり）と呼ばれる、脳の不調が多いです。不眠、頭痛、めまいもあります。耳鳴りや、聴覚過敏も起こります。咳などの気管支の症状もありますが、総じて首から上の頭全体の様々な症状が起こります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">カビが直撃する「大脳辺縁系」</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-1024x683.webp" alt="大脳辺縁系LimbicSystem_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4160" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-1024x683.webp 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-300x200.webp 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-768x512.webp 768w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-1536x1024.webp 1536w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/07/2507011080px-Blausen_0614_LimbicSystem-01-2048x1365.webp 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">大脳辺縁系
(出典:Medical gallery of Blausen Medical 2014)</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">脳の最も内側、中心部に位置する大脳辺縁系は、動物的な本能に関わる作用を担います。別名は哺乳類脳です。動物的な哺乳類脳に対して、人間特有の、理性、論理、思考などをつかさどるところは大脳皮質という部位で、人間脳です。この人間脳は脳の大脳辺縁系の外側を取り囲むような配置になっています。大脳辺縁系は大脳皮質とは異なり、私たちの感情・記憶・本能的行動を支える“心の根っこ”のような働きを担います。大脳辺縁系は脳の中で最も内側で、以下の４つの構成要素でできています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>大脳辺縁系の内訳４つ「海馬・扁桃体・視床下部・帯状回」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">海馬：記憶の司令塔として、新しい出来事を記録し、脳内に定着させる役割を担います</p>



<p class="wp-block-paragraph">扁桃体：怒りや恐怖などの感情を処理し、感情のアクセルとブレーキを担当します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">視床下部：体温、食欲、性欲、自律神経を調整し、生命維持に必要な活動をコントロールします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">帯状回：感情と行動の調整に関与し、不安や抑うつの発症にも関係するとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">部屋のカビを吸ってしまうと、まず直撃を喰らうのが、鼻の奥の「大脳辺縁系」です。ですから、カビとカビ毒（マイコトキシン）上記４つの部位はそれぞれ機能低下に陥ります。人間がカビの猛威に気付かず、日々吸い続けると、単なる体調不良では片付けられないような、生活の質の大きな低下につながります。Mold anger（直訳：カビの怒り）という急にキレたり、怒り心頭といった特徴的な症状があります。カビを吸って、扁桃体が炎症を起こし慢性化すると、brain fogにもなっているため、会話が噛み合わなかったり、言葉の言い間違いがあったりする中で、いきなりキレることもあります。周囲の者から支離滅裂とか意味不明に見られることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大脳辺縁系がダメージを喰らうと、記憶障害、情緒不安定、うつ、不眠、過食、無気力、性欲低下、自律神経失調などを生じます。MCASや化学物質過敏症も起こりやすくなります。扁桃体には大量のマスト細胞があるためです。カビ毒を吸った人に起こる症状は大脳辺縁系に関連しているのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">カビの種類と、発生しやすい部屋の特徴</h3>



<p class="wp-block-paragraph">室内でよく見られる代表的なカビ。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>アスペルギルス（Aspergillus）：日本の家庭で最も多く検出されるカビで、エアコン内部や浴室、押し入れなどに多く見られます。一部の種類（A. fumigatusなど）は強いマイコトキシンを産出し、肺アスペルギルス症や慢性副鼻腔炎、脳炎の原因になることもあります。免疫力が低下している人では命に関わる重篤な感染症を起こすことがあります。</li>



<li>クラドスポリウム（Cladosporium）：窓枠や押し入れ、カーテンに多く見られる黒カビの一種で、アレルギーの原因として知られています。</li>



<li>ペニシリウム（Penicillium）：青カビとして知られ、食品や畳、家具、布製品などさまざまな場所に繁殖します。空気中に大量の胞子を飛ばすことがあり、呼吸器症状の悪化を招きます。</li>



<li>スタキボトリス（Stachybotrys）：いわゆる“黒カビ”で、湿った石膏ボードや壁紙の裏などに潜みます。強力なマイコトキシンを産出し、アメリカではこのカビによって死亡事故が起きた例もあります（例：1990年代に米国オハイオ州で乳児が大勢死亡した事件）。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">環境中のカビは、以下のような条件で繁殖しやすくなります：</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>室内湿度が40%以上に維持されている（除湿対策が不十分）</li>



<li>紫外線が届かない暗い場所</li>



<li>ホコリ、布製品、段ボール、書籍など、有機物が放置されている空間</li>



<li>換気不足・結露・密閉空間</li>



<li>温度25〜30℃の、人が快適に過ごしやすい環境</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">「カビ臭い」と感じるときには、すでに室内に胞子やカビ毒が充満している可能性があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">吸い込んだカビは、どこへ行くのか？</h3>



<h4 class="wp-block-heading">脳・肺・腸、３つの侵入ルートとその先にある影響</h4>



<p class="wp-block-paragraph">部屋に繁殖したカビは、目に見える胞子だけでなく、目に見えない微細な毒素（マイコトキシン）も空気中に放出しています。これらは呼吸や食事を通じて、さまざまなルートから私たちの体内に入り込みます。メインの３つのルート、脳と肺と腸を通ったカビ毒は体の影響を及ぼします。</p>



<h4 class="wp-block-heading">① 鼻から脳へ：嗅神経ルート</h4>



<p class="wp-block-paragraph">鼻の奥には「嗅神経」という、脳と直接つながる特殊な経路があります。ここは、血液脳関門（BBB）を通らずに中枢神経へ物質が届いてしまう裏口のような存在です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マイコトキシンの中にはナノサイズの粒子もあり、吸い込んだ瞬間にこの嗅神経ルートを通って、直接大脳辺縁系や視床下部にまで到達することがわかっています。こうして引き起こされるのが、brain fog（頭がぼんやりする）、記憶力の低下、不安感、睡眠障害など、神経症状です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この経路は、カビを吸い込んだとき特有の「頭が重い」「考えがまとまらない」「突然気分が沈む」といった、本人にも説明がつきにくい感覚として現れることがあります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">② 気道から全身へ：肺→血流のルート</h4>



<p class="wp-block-paragraph">吸い込まれた胞子やマイコトキシンは、まず喉や気管支、肺胞に到達します。ここでは、呼吸器の粘膜細胞を刺激し、咳や喘息、慢性気道炎のような症状を引き起こします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに厄介なのは、肺から血液中へ吸収された毒素が全身を巡り、肝臓・腎臓・脳・筋肉といった臓器に二次的なダメージを与えることです。中でもグリオトキシン（カンジダやアスペルギルス由来）は、白血球の働きを抑え、免疫機能を低下させます。感染症にかかりやすくなったり、がんのリスクが高まるとされるのは、このためです。なお、グリオトキシンやオクラトキシンはそれ自体が発がん性物質とも知られています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">③ 経口摂取から：腸→全身へのルート</h4>



<p class="wp-block-paragraph">古い食品や水道水の汚染、また空気中に舞った胞子を無意識に飲み込むことで、カビの菌やカビ毒（マイコトキシン）は腸に到達します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腸内では、破壊的な威力で腸内環境の菌のバランスを崩します。これはDysbiosisという腸内細菌がアンバランスになる状況です。もともと腸内細菌は60兆個一人の人の腸内に共生してお互いバランスを取り合い体を守ってくれているのです。Dysbiosisという崩れた状態になると、腸粘膜はカビ毒に対して剥き出しになり、炎症を止められず、リーキーガット（腸漏れ）になりやすくなります。すると、通常は体内に侵入するはずのない毒素や未消化物質が腸粘膜から血液中に漏れ出します。全身に慢性炎症が広がったり、免疫が撹乱する自己免疫異常の引き金となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、ここから吸収された毒素は肝臓に送られ、代謝と排泄の負担が一気に増加します。アフラトキシンやオクラトキシンなど、肝毒性や腎毒性のある物質は、デトックスが追いつかないと体内に蓄積し、肝炎や腎障害、がん、慢性疲労症候群、ホルモンバランスの乱れへとつながります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">体に入ったカビ毒はどうしたら出せるのか？</h3>



<h4 class="wp-block-heading">鍵を握るのは細胞膜とミトコンドリア</h4>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒の厄介な点は、脂溶性であるために細胞膜の構造の脂部分にからみついてしまうことです。細胞膜は２層構造なので、膜と膜のニッチな隙間に毒素がどんどん溜まり、細胞の中と外で出入りするはずの物質の動きが悪くなりますので、代謝が悪くなります。とくに脳や神経のような脂質に富んだ臓器では、こうした毒素が長期間残留し、脂質は錆びてしまい、慢性の機能障害を引き起こします。細胞の中にはエネルギーの発電所であるミトコンドリアという、小さな工場がありますが、この工場の外壁となる膜の構造もホスファチジルコリンです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒が傷害を与えたところ、つまりカビ毒が溜まっているところ、それはホスファチジルコリンの脂部分です。ですから、カビ毒を取り除きたいときは、ホスファチジルコリンが必ず関わってきます。傷んだ細胞膜をカビ毒ごとごっそり置き換え、毒素のない細胞に戻し、細胞の機能を取り戻します。脳に治療薬を確実に届けるためにカビ毒治療の細胞膜成分の点滴治療を行います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カビ毒治療の点滴を繰り返すことで、以下のようなメカニズムで特に脳内の細胞膜に蓄積してしまったカビ毒を除去します。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>神経細胞やミトコンドリアの膜修復</li>



<li>細胞膜の脂部分にからみついたカビ毒を丸ごと体外へ排出</li>



<li>脳の情報伝達の正常化</li>



<li>慢性疲労やbrain fogからの回復</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">注目すべき点は、時間をかけて点滴をしながら体中の血管にホスファチジルコリン成分を届け、通過した部位の細胞膜は全て掃除をすることです。血液脳関門という脳の血管のバリアを通過することができるので、確実に神経細胞にまとわりつくカビ毒も一掃します。サプリメントでは届かない領域、細胞膜の隙間に薬剤が入り込み、毒素を動かします。体調不良が慢性的に続く方や、自閉症、検査では異常が出ないけれど脳の機能が明らかに落ちているという方にとってはファーストチョイスです。症状を抑えたり症状を先延ばしするだけの対症療法とは異なる、再生医療的な位置づけで活用されています。この治療法はカビ毒の治療の適応だけではなく、神経変性疾患のアルツハイマー病やパーキンソン病、電磁波過敏症やMCAS（マスト細胞活性化症候群）も含みます。カビの菌自体の殺菌とPKプロトコールでカビ毒を軽減した後は、幹細胞を利用した再生医療を検討するのも良いでしょう。さらにレスベラトロールやクルクミンのような脳の炎症を軽減する物質を取り入れるのも手です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">最後に：カビは脳を侵す</h3>



<p class="wp-block-paragraph">カビを放置すれば、脳の深部にまで届き、あなたの感情や記憶、判断力、自律神経の機能をむしばみます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">空気清浄機さえ設置すれば解決するわけではありません。室内のカビ対策としては、部屋の湿度を下げ、断捨離もして、カーテンを開いて明るくしてください。体内のカビ菌は適切な薬剤で殺菌し、体内に増え続けるカビ毒にも医学的なアプローチで対処しましょう。brain fog や物忘れ、自律神経の乱れといった症状は、加齢現象だの、更年期だ、ストレスのせい、睡眠不足と片付けて自己解決しがちです。 しかし、子供もカビを吸い続けたらブレインフォグになります。カビの部屋で安眠はできません。睡眠時間を確保したところで起床時から頭重感、顔のむくみ、だるい目覚め…。室内のカビ環境が見落とされたせいで頭に不調が起こることは多々あります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もしかして、カビなのかな…。」と気になった日は転機です。見過ごさず、環境医学に対応しているウェルネスクリニック神楽坂へご相談ください。カビによる健康被害は、情報を正しく知ることで、予防も回復も可能です。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="xRHN2fZuUq"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/fungus/">かび感染・真菌・イーストコネクション</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;かび感染・真菌・イーストコネクション&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/fungus/embed/#?secret=PRypN4Z6h8#?secret=xRHN2fZuUq" data-secret="xRHN2fZuUq" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="4VLBAgy6KH"><a href="https://wellnesskk.net/treatment/fungal-treatment/">真菌・カビ感染の治療</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;真菌・カビ感染の治療&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/treatment/fungal-treatment/embed/#?secret=5eu3VzZ3dQ#?secret=4VLBAgy6KH" data-secret="4VLBAgy6KH" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="obY43Kxx5Y"><a href="https://wellnesskk.net/first-visit/">初めての方の治療の流れ</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;初めての方の治療の流れ&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/first-visit/embed/#?secret=RXyAg73kqW#?secret=obY43Kxx5Y" data-secret="obY43Kxx5Y" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Patel R, Hossain MA, German N, Al-Ahmad AJ. Gliotoxin penetrates and impairs the integrity of the human blood-brain barrier in vitro. Mycotoxin Res. 2018 Nov;34(4):257-268.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30006720/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30006720/</a><br>カンジダやアスペルギルス由来のカビ毒であるグリオトキシンが血液脳関門を破壊し、脳に損傷を与えることを示す文献です。<br><br>Carter CJ. Genetic, Transcriptome, Proteomic, and Epidemiological Evidence for Blood-Brain Barrier Disruption and Polymicrobial Brain Invasion as Determinant Factors in Alzheimer&#8217;s Disease. J Alzheimers Dis Rep. 2017 Sep 28;1(1):125-157.&nbsp;<br><a href="https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.translate.goog/30480234/">https://pubmed-ncbi-nlm-nih-gov.translate.goog/30480234/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Theoharides TC, Kavalioti M, Tsilioni I. Mast Cells, Stress, Fear and Autism Spectrum Disorder. Int J Mol Sci. 2019 Jul 24;20(15):3611.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6696098/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6696098/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Liew WP, Mohd-Redzwan S. Mycotoxin: Its Impact on Gut Health and Microbiota. Front Cell Infect Microbiol. 2018 Feb 26;8:60.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5834427/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5834427/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Dyląg M, Spychała K, Zielinski J, Łagowski D, Gnat S. Update on&nbsp;<em>Stachybotrys chartarum</em>-Black Mold Perceived as Toxigenic and Potentially Pathogenic to Humans. Biology (Basel). 2022 Feb 23;11(3):352. <br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8945704/">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8945704/</a></p>The post <a href="http://wellnesskk.net/blog/fungus/mold-brain/">部屋のカビ感染の治療　『ブレインフォグや認知症』</a> first appeared on <a href="http://wellnesskk.net">ウェルネスクリニック神楽坂</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>何となく不調。爪、髪、肌も自信なし…亜鉛のはなし</title>
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		<dc:creator><![CDATA[W]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 01 May 2025 11:47:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[機能治療]]></category>
		<category><![CDATA[有害物質の解毒]]></category>
		<category><![CDATA[アレルギー・免疫]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>疲れやすい、やる気が出ない、集中できない。肌や爪のトラブルが気になる、口内炎が繰り返す、最近なんとなく免疫が落ちた気がする。大病では無いけれども何となくの不調は放置しがちですが、ミネラルバランスがカギを握っていることがあ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/05/%E4%BA%9C%E9%89%9B_%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%A5%9E%E6%A5%BD%E5%9D%82.webp" alt="" class="wp-image-4071"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>疲れやすい、やる気が出ない、集中できない。<br>肌や爪のトラブルが気になる、口内炎が繰り返す、最近なんとなく免疫が落ちた気がする。大病では無いけれども何となくの不調は放置しがちですが、ミネラルバランスがカギを握っていることがあります。ミネラルバランスの中でも、見落とされがちなのが亜鉛不足です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛ってなに？なにがそんなに大事なのでしょう？</p>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛は、体の中で300種類以上の酵素を助けて働いている大切なミネラルです。<br>免疫、味覚、肌、爪、骨、脳の働き、そして腸や肝臓の調子まで、実はあちこちで地味に重要な役割を果たしています。さらにはホルモン、心臓、血管、血圧に血糖調節と、生存に関わる機能にも関わっているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日はまず亜鉛不足で何が起こるのか見ていきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>亜鉛不足で何が起こるか？</strong></h3>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>免疫低下</strong><br>亜鉛の基本は自然免疫細胞のサポートです。病原体に対する体の最前線での防御反応を担います。亜鉛不足で免疫低下が起こるので、病原体から身を守れなくなります。<br>易感染性（さまざまな感染症にかかりやすい）。　風邪をひきやすい、風邪が治りにくい、コロナ後遺症。<br>ヘルペスにかかりやすい、食あたりなど。<br>アレルギー反応が起こりやすい。　MCAS、化学物質過敏症、電磁波過敏症、自己免疫異常<br></li>



<li><strong>味覚・嗅覚の異常</strong><br>味がわからない、食事がおいしくない<br>においが分かりにくい。 口の中が金属のような味がすることがある<br></li>



<li><strong>皮膚・髪・爪のトラブル</strong><br>湿疹、肌荒れ、ニキビが治りにくい<br>乾燥肌・かゆみ　　　　<br>アトピー<br>乾癬　　<br>掌蹠膿疱症<br>抜け毛が増える、髪が細くなった。円形脱毛症　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　口角炎（口の端が切れて痛い）、口内炎、ヘルペス、舌炎<br>白斑<br>傷の治りが遅い。（創傷治癒が遅い）<br>褥瘡（じょくそう）　（床ずれ）<br>爪に白い斑点ができる、爪が割れやすい、薄くなる、爪の縦線が増える、爪の成長が遅い<br></li>



<li><strong>精神・神経系の不調</strong><br>脳が回らない、集中力が続かない、活字が頭に入ってこない（ブレインフォグ）<br>イラっとしやすい、気分が落ち込みやすい<br>記憶力の低下（忘れっぽい）、特に短期記憶。　<br>うつ傾向<br></li>



<li><strong>消化・腸の不調</strong><br>亜鉛は腸の免疫防御を強める働きをしています。亜鉛は腸のバリアである、タイトジャンクションの作用にも関わっています。亜鉛が足りないとさまざまな胃腸の不具合が起こります。<br>亜鉛は小腸の絨毛ひだから体内へ吸収されます。亜鉛が少なくて腸の不具合が起こり、かたや腸の問題があるから一層亜鉛を吸収できなくなる、という負のループにはまりやすくなります。<br>たとえば、食欲がない、食事を美味しく感じなくなる。下痢や軟便が続く（腸の粘膜が弱る）。<br>胃もたれしやすい、お腹の膨満感などです、<br>炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎、クローン病は亜鉛不足と相関性があります。<br>炎症性腸疾患に亜鉛の経口薬を投与しても効果は見られなかったが、亜鉛を点滴投与した際は有意な改善が認められています。<br></li>



<li><strong>ホルモン・代謝</strong><br>子どもの成長障害。<br>男性ホルモン（テストステロンの機能不全関連：心疾患、スタミナ、不妊（精子の質））<br>女性ホルモンのアンバランス（妊孕性、月経関連のトラブル）<br>糖尿病（亜鉛がインスリン分泌に影響を及ぼすため）<br>骨密度低下<br></li>



<li><strong>貧血・栄養バランスの乱れ</strong><br>貧血。鉄剤を飲んでも貧血が改善しにくい<br></li>



<li><strong>慢性炎症</strong><br>AGES(advanced glycation end products)終末糖化産物*が増える。<br>AGEが増えると、体が酸化ストレスになり、慢性炎症と老化が進みます。<br>*AGES(advanced glycation end products)終末糖化産物<br>AGEs（糖化最終生成物）とは、体内で糖分がたんぱく質や脂質と結びつき、化学反応を起こしてできる物質です。この反応は「糖化」です。糖化反応のAGESが増えると老化を早めたり、病気のリスクを高めます。たとえば、AGEsは血管を傷つけて、動脈硬化を進行させたり、アルツハイマーのリスクを高めたり、皮膚構造を変えてしみ、しわを増やすことがあります。<br>AGEsは糖分過剰摂取、酸化ストレスや炎症でも生成されます。亜鉛不足も糖化を進める因子です。糖化反応は不可逆性です。AGEの例はオーブン焼きした鶏肉のパリパリで茶色く変色した皮の部分です。<br></li>



<li><strong>心疾患</strong><br>亜鉛は心疾患発症リスクが高まることが知られています。心筋梗塞や高血圧です。<br></li>



<li><strong>腎臓</strong><br>慢性腎不全(CKD)のリスクが高まります。<br></li>



<li><strong>目</strong><br>夜盲症や加齢黄斑変性症。夜盲症の改善にビタミンAがよく知られるところですが、ビタミンAと亜鉛の組み合わせが良いです。</li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading">では、なぜ亜鉛が不足するの？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛不足になりやすい理由、共通点を探ってみましょう。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ストレスが多い人（ストレスで亜鉛を大量に消費するため）</li>



<li>お酒をよく飲む人（アルコールで亜鉛の排出が増えるため）</li>



<li>特定の薬を服用している人</li>



<li>腸内環境のアンバランス・腸が弱い人（セリアック病・遅延性食事アレルギー・リーキーガット・過敏性腸症候群のせいで亜鉛を腸から吸収できないため）</li>



<li>高齢者（亜鉛の吸収率が低下する）</li>



<li>妊娠・授乳中の女性（胎児や母乳で亜鉛の需要が増えるため）</li>



<li>慢性の感染症</li>



<li>有害金属・水銀が体内に多い人</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">リスク因子をいくつか抱えていませんか。リーキーガットがあって、飲酒の習慣とストレス過多、胃薬を常用しているなど、ありそうな組み合わせです。それぞれもう少し深掘りしてみましょう。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>特定の薬？</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛不足を起こしやすくする特定の薬とはなんでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">主に胃薬、なかでも胃酸を抑える制酸剤です。たとえば以下のような胃薬はいつの時代もドラッグストアで見かける身近な薬です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">スクラート</p>



<p class="wp-block-paragraph">ガスター</p>



<p class="wp-block-paragraph">パンシロンキュア</p>



<p class="wp-block-paragraph">ファモチジン</p>



<p class="wp-block-paragraph">酸化マグネシウム（便秘薬）</p>



<p class="wp-block-paragraph">制酸剤は胃酸の分泌を抑える薬です。胃潰瘍の治療や、逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどを和らげる目的で使います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが、胃酸は亜鉛を“ミセル化”という吸収しやすい形に変える作用があります。ですから、胃酸が少ないと亜鉛不足になってしまいます。処方薬だとタケプロン、タケキャブ、ネキシウムなど、ガスターよりさらに胃酸分泌を抑える作用が強いものがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">処方箋の中で亜鉛不足を起こす薬としては、降圧剤のカルシウム拮抗剤であるアムロジピンがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">酸化マグネシウムは妊婦さんにも処方される比較的安全とされる薬ですが、亜鉛に影響を及ぼします。処方薬の酸化マグネシウムはマグミットとして普及しています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>腸内環境のアンバランス・腸が弱い人</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">腸内フローラが乱れると、消化・吸収機能も低下します。<br>小腸でのガス、SIBOやSIFOがある時、リーキーガットで小腸の粘膜の構造が壊れている時、膨満感その他の炎症性の腸の病気があると、ミネラル吸収障害が起こります。亜鉛は小腸の壁のひだの部分から体内に吸収されるので、小腸の健康は亜鉛の運命を決めているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">低FODMAP食実践中の方は、SIBOの症状緩和のためでしょう。低FODMAPは食物繊維や発酵食品を避けるので、亜鉛不足を助長することがあります。低FODMAPを卒業できるように早くSIBOの根本解決をするか、または、亜鉛不足の確認を定期的に行うといいでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消化不良と亜鉛不足に相関性があります。遅延型フードアレルギーの食材、時短、早食い、噛まない食べ方も要注意です。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>亜鉛吸収阻害要因</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">加齢は粘膜萎縮や消化力低下が起こるので、亜鉛不足になりやすくなります。しかし加齢以外に亜鉛の吸収に影響を及ぼす要因、「拮抗」があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛と拮抗関係にある物質は、ミネラルや化学物質、栄養素など多岐にわたります。拮抗とは、一方の物質が過剰になると、もう一方の吸収や代謝が抑制される関係です。以下に、亜鉛と特に重要な拮抗物質をまとめます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>&nbsp;ミネラル</strong><br>鉄やカルシウムは女性に人気の高いサプリです。亜鉛に興味はないけど、鉄やカルシウムはしっかり飲んでいる方は多いです。漫然と人気のサプリを飲んでいる方が亜鉛不足に陥っているかもしれません。
<ul class="wp-block-list">
<li>鉄と亜鉛は腸内で同じ&nbsp;DMT1トランスポーター&nbsp;を介して吸収されるので、過剰な鉄は亜鉛の吸収を抑制します。</li>



<li>鉄のサプリメントを大量摂取すると亜鉛吸収を阻害します。鉄のサプリを飲んでもなかなか貧血が改善しない時、亜鉛不足が隠れていることがあります。</li>



<li>高カルシウム食（乳製品など）は、亜鉛吸収を阻害することがあります。</li>



<li>通常の食事レベルでは大きな影響は少ないですが、亜鉛もカルシウムも小腸から吸収されます。大量のカルシウムサプリを摂取すると亜鉛不足の傾向になります。<br></li>
</ul>
</li>



<li><strong>重金属</strong><br>カドミウム、鉛、水銀などの有害金属が体内に過剰に蓄積していると、亜鉛不足になりやすくなります。亜鉛は体内でメタロチオネインというタンパク質と結合しています。有害金属が多い方とメタロチオネインは亜鉛の代わりに金属を捕まえます。その分、亜鉛はメタロチオネインから放たれ収まる場所がなくなるせいで、亜鉛不足になります。
<ul class="wp-block-list">
<li>カドミウムは、特に喫煙者は注意が必要です。</li>



<li>カドミウムは腎臓や肝臓に蓄積し、亜鉛の代謝を妨げます。</li>



<li>鉛も亜鉛と競合し、亜鉛の吸収を低下させます。</li>



<li>小児の鉛中毒&nbsp;では、亜鉛の補充が治療の一環として利用されます</li>



<li>水銀暴露の多い、特定の職業や環境（歯科、鉱山・精錬所、化学工場、ガラス工場、革加工業、工芸家、画家など）</li>



<li>歯の詰め物、アマルガムという銀歯がある人、過去に使用していた場合も。</li>
</ul>
</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛は健康に必要な他のミネラルとのバランスも考慮しながら摂取する必要があります。また、有害金属からの影響にも配慮が必要です。水銀、鉛、カドミウムは暴露し続けると亜鉛不足を助長します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>最後に</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛は身体の300種以上もの多くの酵素の構成要素として、遺伝子調節、抗酸化作用、免疫機能などに重要な役割を果たします。さまざまな臓器や組織に影響を及ぼします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">医療の現場では日々さまざまな悩みの患者さんに出会います。よくよく調べてみると亜鉛不足が見つかることが少なくありません。実際亜鉛不足を解消すると不調を和らげる突破口になることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">心臓、腎臓、膵臓、免疫細胞、骨、目、皮膚、髪の毛、爪、そしてホルモンにまで密に関わるなんて、ミネラル界の絶対王者ではないですか。とはいえ、亜鉛サプリを摂取さえすれば健康になるかというとそうとも限りません。亜鉛を多く含む食材、牡蠣、カボチャの種や赤い肉を食べたとてたちまち亜鉛補充完了ともならないのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛に影響を与える因子に目を向け、どのような戦略で亜鉛不足を治すか計画を立て、亜鉛をきっかけに健康を目指す糧にしましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Hyun WJ, et al. “Effect of acid-suppressing drugs on the absorption of dietary zinc.” Biol Trace Elem Res. 2015;167(1):41–47<br>制酸剤使用者において亜鉛が有意に低下すると指摘している論文。</p>



<p class="wp-block-paragraph">亜鉛は食事中ではタンパク質やフィチン酸と結合した不溶性の形態で存在しており、吸収されるためには胃酸によって可溶化（ミセル化）される必要があります。制酸剤（PPI, H2ブロッカーなど）は胃内pHが高くなるので、これらの金属ミネラルのイオン化を妨げ、亜鉛が小腸で吸収されにくくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長期の制酸剤使用で腸内細菌叢の変化が起こり、腸管バリア機能を破壊する可能性にも言及しています。リーキーガット、そして、慢性炎症を介して亜鉛喪失や吸収障害を増悪させます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Maret W. “Zinc in cellular regulation: the nature and significance of “zinc signals”.” Int J Mol Sci. 2017;18(11):2285.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29088067/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29088067/</a><br>血液中の亜鉛の約60～70%はアルブミンと結合して存在しており、残りはα2-マクログロブリン（20～30%）やアミノ酸と結合しています。血清アルブミンが低いと、亜鉛不足に陥るということです。高齢者が亜鉛不足になりやすいメカニズムの説明になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://www.mdpi.com/1660-4601/7/4/1342">https://www.mdpi.com/1660-4601/7/4/1342</a><br>Plum LM, Rink L, Haase H. The essential toxin: impact of zinc on human health. Int J Environ Res Public Health. 2010 Apr;7(4):1342-65.</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://www.medicalnewstoday.com/articles/326760">https://www.medicalnewstoday.com/articles/326760</a><br>新聞記事　亜鉛過剰の弊害</p>



<p class="wp-block-paragraph">Protective Effects of Zinc on 2.45 GHz Electromagnetic Radiation-Induced Oxidative Stress and Apoptosis in HEK293 Cells　April 2020　<a href="https://www.researchgate.net/journal/Biological-Trace-Element-Research-1559-0720?_tp=eyJjb250ZXh0Ijp7ImZpcnN0UGFnZSI6InB1YmxpY2F0aW9uIiwicGFnZSI6InB1YmxpY2F0aW9uIn19">Biological Trace Element Research</a>&nbsp;194(1)</p>



<p class="wp-block-paragraph">Miyoshi Y, Tanabe S, Suzuki T. Cellular zinc is required for intestinal epithelial barrier maintenance via the regulation of claudin-3 and occludin expression. Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol. 2016 Jul 1;311(1):G105-16.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27151944/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27151944/</a><br>亜鉛は腸のタイトジャンクションの調節作用があります。亜鉛は消化管での免疫防御に必須の微量栄養素、つまりリーキーガットを治すときには亜鉛を重視すべき、とわかります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Kim JW, Byun MS, Yi D, Lee JH, Kim MJ, Jung G, Lee JY, Kang KM, Sohn CH, Lee YS, Kim YK, Lee DY; KBASE Research Group. Serum zinc levels and in vivo beta-amyloid deposition in the human brain. Alzheimers Res Ther. 2021 Nov 19;13(1):190. doi: 10.1186/s13195-021-00931-3. PMID: 34798903; PMCID: PMC8605596.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34798903/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34798903/</a><br>亜鉛とアルツハイマー病発症リスクの相関関係。亜鉛不足はアミロイドベータ蛋白凝集しやすくなると示唆します。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36063364/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36063364/</a><br>Webster KE, O’Byrne L, MacKeith S, Philpott C, Hopkins C, Burton MJ. Interventions for the prevention of persistent post-COVID-19 olfactory dysfunction. Cochrane Database Syst Rev. 2022 Sep 5;9(9):CD013877.</p>



<p class="wp-block-paragraph">Baltaci AK, Yuce K, Mogulkoc R. Zinc Metabolism and Metallothioneins. Biol Trace Elem Res. 2018 May;183(1):22-31.<br><a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28812260/">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28812260/</a><br>亜鉛の重要性と作用を端的にまとめた文献。メタロチオネインは亜鉛の貯蔵と放出を調節して、亜鉛の必要量を細胞内で適切に維持します。亜鉛と重金属はメタロチオネインを介して競合します。重金属は亜鉛の機能を低下させます。亜鉛は重金属の有害作用を軽減し、有害金属の酸化ストレスを軽減します。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed"><div class="wp-block-embed__wrapper">
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		<title>〜腸と肝臓の密な関係〜腸肝相関</title>
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		<dc:creator><![CDATA[W]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Apr 2025 11:51:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[腸・消化機能の異常(SIBO含む)]]></category>
		<category><![CDATA[カビ毒]]></category>
		<category><![CDATA[LPS]]></category>
		<category><![CDATA[自己免疫疾患]]></category>
		<category><![CDATA[酒さ]]></category>
		<category><![CDATA[黒カビ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>近年、肝臓の病気として注目されている「非アルコール性脂肪性肝疾患（NAFLD）」。（発音はナッフルド、ちょっと可愛らしい）　アルコールをあまり飲まないのに肝炎や脂肪肝を発症するという病気です。 健康診断で肝機能の数値の軽 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂.webp" alt="腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂" class="wp-image-4048" srcset="http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂.webp 1024w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂-300x300.webp 300w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂-150x150.webp 150w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂-768x768.webp 768w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂-400x400.webp 400w, http://wellnesskk.net/wp-content/uploads/2025/04/腸肝相関_ウェルネスクリニック神楽坂-120x120.webp 120w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>近年、肝臓の病気として注目されている「非アルコール性脂肪性肝疾患（NAFLD）」。（発音はナッフルド、ちょっと可愛らしい）　アルコールをあまり飲まないのに肝炎や脂肪肝を発症するという病気です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">健康診断で肝機能の数値の軽い異常を指摘されたことのある方、放置していませんか。肝臓には痛みを感じる神経がないので、病気になっても自覚症状があまりありません。黄疸がないし、特段困っていることもなし、飲酒なし、太ってない、薬もほとんど飲んでいない、肝炎ウイルスにはかかっていない、など肝臓の数値が悪くなる理由が特にない方、かたや医者には規則正しい生活してください、翌年まで様子見、などと言われたりします。危機感を覚えにくいですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">痛くないがゆえに肝臓は沈黙の臓器と言われます。しかし、静かにナッフルドは世間に浸透し、着実に増えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では今日なぜNAFLDが増えているのでしょう？ その鍵は肝臓と腸との関係、文字通り「腸肝相関」です。腸内細菌叢のアンバランス、ディスバイオーシスという状態は、肝臓の健康に大きな影響を与えます。腸の問題が大きくなっているので、肝臓に影響が及んでいるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2023年のPabstの論文では、腸と肝臓が物理的・免疫的・代謝的バリアを通じて密接に連携していることを示しています。これらのバリアは腸内の有害物質、食事由来の成分、微生物の老廃物や毒素から肝臓を守ってくれており、健康な状態では腸肝軸の恒常性（ホメオスタシス）を保っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが腸内細菌叢のアンバランスが起こった場合、腸肝相関が崩れ流きっかけになり、肝臓の障害へとつながることがあるのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ナッフルドNAFLDとは？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">NAFLD（Non-Alcoholic Fatty Liver Disease）は、アルコールの過剰摂取とは関係なく、肝臓に脂肪が蓄積する病気です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ナッフルドが進行すると「非アルコール性脂肪肝炎（NASH）」に発展し、肝硬変や肝がんのリスクが高まります。そのため、ナッフルドの段階で早期に対策をします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">食生活の変化、運動不足、ストレス、腸内環境の悪化などが原因となり、インスリン抵抗性（血糖値を調整するホルモンの働きが悪くなること）を伴って進行することがあります。全身の代謝疾患と肝臓が関与するので、昨年からはナッフルドがマッスルドに名称変更する動きもあります。マッスルﾄﾞ(MASLD: 代謝機能障害脂肪性肝疾患)</p>



<h3 class="wp-block-heading">腸と肝臓の密な関係</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは腸と肝臓の「腸肝相関（gut–liver axis）」と呼ばれる密接なつながりについて、実際どのようにしてつながっているかみていきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">類似の用語に「腸脳相関」があります。腸と脳のがつながっていることはよく知られるようになりました。一旦おさらいのために脱線します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず…<br>●腸は第２の脳です。<br><br>●腸の問題は脳に反映されます。<br><br>●腸に問題がある以上、脳は健康になり得ません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、肝臓に戻りましょう。腸脳相関ほど周知されていない、「腸と肝臓の関係」ではありますが、近年は多くの研究者や治療かから注目されています。腸と肝臓は物理的に近く、直感的にわかりやすいはずです。端的に言うと、腸内環境が悪化すると、肝臓に悪影響を及ぼします。逆も然りです。腸内の毒素（毒ガスも含みます。）は門脈という太い静脈を通って肝臓に到達し、肝臓にダメージを与えます。腸の問題は、直結する太いパイプがあるため、肝臓に反映されてしまうのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり…<br>●腸に問題があると肝臓に反映されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腸で吸収された栄養素や水分、代謝産物、そして毒素に至るまで、すべてがまず最初に門脈という太い静脈を通って肝臓に届けられます。<br>門脈は、腸と肝臓をつなぐ物流ルートです。肝臓はいわば腸から出荷された荷物が最初に集まる仕分けセンターです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">荷物を仕分けし、ゴミもついでに分解廃棄する機能を持つのが肝臓です。たとえ門脈に、腐った荷物（毒素や細菌のカス）が紛れ込んでいてもちゃんと分解します。黙々と地味に分解と廃棄をし続けます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">門脈の大渋滞が起こると？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">本来、肝臓はそうした異物を見分けて分解・解毒する体内最大の分解処理工場です。肝臓は解毒の臓器として有名ですね。でも、あまりにも荷物が多すぎると何が起こります…？</p>



<p class="wp-block-paragraph">肝臓はフル稼働モードに突入し、過労状態になります。<br>渋滞した門脈では、毒素が肝臓に入る手前で立ち往生し、渋滞度合いによってはむしろ腸に負担がかかることがあります。その結果、全身の炎症反応や免低下、慢性疲労や脳の不調につながります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちなみに肝臓は分解とか廃棄だけの単純スクラップ工場ではなく、しっかりガードマンを備えています。肝臓特有の免疫担当細胞のことで、クッパー細胞という名前を持つガードマンです。クッパー細胞が肝臓に流入してくる異物や有害物質に反応して作動し炎症反応を起こします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腸由来の過剰なゴミのせいで肝臓に負担がかかりすぎ、肝臓内の免疫細胞も過剰に反応し、肝臓の炎症がおこり、さらに、進行すると体全体の不調に発展しうるのが腸肝相関の注目点です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">腸内細菌は、肝臓の運命を決定します。</h3>



<h4 class="wp-block-heading">１．腸のディスバイオーシスと肝臓</h4>



<p class="wp-block-paragraph">最近の研究では、腸内細菌の作り出す物質が肝臓に届いて炎症を引き起こすことが指摘されています。腸内細菌叢のアンバランスを起こす因子は肝臓を直撃します。肝臓を直撃するものとはアルコールだけとは限らないのです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>一部の腸内の悪玉菌は、リポポリサッカライド、LPSという炎症性物質を作ります。そしてその害悪なLPSを腸内にまき散らします。LPSは腸の粘膜を貫通する能力があるので、リーキーガットの有無にかかわらず、全身に炎症を拡散する物質です。</li>



<li>腸内細菌のバランスを崩す原因には、遅延型食事アレルギーやセリアック病などの食材由来も多いです。特定の食物を消化できないとき、腸には未消化の食材が残ってしまいます。未消化の食物とは生ごみです。それは腐敗して腸内環境を乱します。</li>



<li>上記のような腐敗ガスや腸に発生した毒素などは門脈ルートに乗って、近所の肝臓にヒョイっと到達します。</li>



<li>肝臓の免疫細胞が過剰に反応し、炎症や線維化につながります。肝臓の繊維化とは、肝臓が石のようにゴツゴツ硬くなってしまう最終形、肝硬変のことを指します。肝硬変はお酒の飲み過ぎや肝炎ウイルスだけが原因とは限らず、腸の悪玉菌も関与しているのでした。</li>



<li>腸内環境の乱れは肝臓の病気の火種になりえます。</li>



<li>腸管バリアの破綻があれば、腸内の毒素は肝臓に悪影響を与えやすくなります。</li>



<li>SIBOの方、過敏性腸症候群、お腹が張って苦しい、便秘、下痢、原因不明腹痛、ピロリ菌にかかったことのある方、肝臓に負担をかけているかもしれません。肝臓はかなり悪くなるまで、耐えて耐えて沈黙したままなのです。</li>
</ul>



<h4 class="wp-block-heading">2. カビ・カンジダの異常増殖</h4>



<p class="wp-block-paragraph">腸内細菌のバランスを崩す要因として決して外せない、問題の大きさとして最大とも言える、「カビ」があります。環境カビへの暴露が続いた時、カビ毒の炎症が強いので、腸のディスバイオーシスとリーキーガットを促進します。カビ毒（マイコトキシン）は腸から肝臓へ運ばれ、解毒機能をフル回転させ、肝臓内にはマイコトキシンが充満し、肝臓はオーバーヒートします。カビの種類は多いので、ざっくり2種類例に挙げます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>例１&nbsp;カンジダ（Candida）：腸内の真菌バランスを崩す“酵母菌”</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>カンジダ菌はもともと人間の体内に存在する常在菌の一つですが、特定の薬を飲みすぎたり、免疫が弱ったり糖分過多の食事が続くと、異常増殖して病的な感染量になります。</li>



<li>カンジダ菌の代謝産物、アセトアルデヒドやアラビノースなどの有機化合物が肝臓に負担をかけます。</li>



<li>カンジダ菌自体もカンジダ菌が産生するカビ毒も腸粘膜を傷つけ、リーキーガットのリスクを高めます。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>例２&nbsp;アスペルギルス（Aspergillus）が産生するカビ毒（マイコトキシン）、オクラトキシンなど</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">室内の高湿度や結露から繁殖したカビが産生するカビ毒は肝機能のダメージを起こします。<strong></strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>アフラトキシンやグリオトキシン、オクラトキシン</strong>は肝毒性が強く、ナッフルドを発症させます。</li>



<li>解毒に必要なグルタチオンを大量に消耗してしまいます。</li>
</ul>



<h4 class="wp-block-heading">3. ピロリ菌と腸管免疫の攪乱</h4>



<p class="wp-block-paragraph">ピロリ菌は胃に感染する細菌ですが、消化管全体の免疫環境に影響を及ぼし、ディスバイオーシスを促進します。ピロリ菌は人間の胃に住みつきながら胃酸を中和しながら自分が生存しやすい環境を整えるのが特徴です。加えて、制酸剤（胃酸を抑える薬、ガスターやタケプロンなど）の長期過剰服用をすると胃酸を減らしますので食べ物を消化する力が衰えます。ですから、ピロリ菌にかかっていたり、制酸剤を飲みすぎていると、食べ物を消化しにくくなり未消化の食品が胃腸に残りやすくなります。腸内細菌の過剰増殖（SIBO）のリスクを高め…　もう想像がつきますね。ピロリ菌も腸肝相関に悪影響を及ぼします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそもピロリ菌感染は胃炎発症や胃がん発症のリスクを高めます。また、感染部位の胃以外、全身機能に影響を及ぼしうる因子として知られています。ピロリ菌と高血圧、ピロリ菌と肌荒れや酒さ、ピロリ菌と糖尿病、ピロリ菌と脂肪肝、ピロリ菌と貧血、ピロリ菌と心臓病、ピロリ菌と自己免疫疾患、ピロリ菌と不眠症などです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">4. ライム病の肝臓への影響</h4>



<p class="wp-block-paragraph">え、ライム病お前もか？　と言ってしまいそうになりましたか。（ライム病はダニ媒介による感染症です。ライム病を聞き慣れない方は詳細を割愛しますので他の記事を参考にしてください。）慢性ライム病とその複合感染の感染症（バベシアやバルトネラなど）は、肝臓に多大な影響を与えます。ディスバイオーシスやリーキーガット、胆汁うっ滞を引き起こし、肝臓への毒素流入を増やします。特にバベシアはヘム代謝異常を通じてビリルビンの破壊が起こるので肝機能に負荷をかけます。バルトネラの主症状の一つに肝血管腫が含まれます。ライム病の治療中の方は思い当たる節があるかもしれません。治療経過に伴い、肝機能の数値のアップダウンが見られます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">最後に・・・</h3>



<p class="wp-block-paragraph">腸肝相関（gut–liver axis）は、腸と肝臓が連携して全身の恒常性を保つ高度なシステムです。その連携のとれたバリア機能が崩れる背後には、食事由来、毒素、腸内細菌のアンバランス、カビ毒、ピロリ菌感染、ライム病などをはじめとする多くの因子がかくれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">肝臓の健康は意識したくても分かりにくく、症状だけで気づくには劇症肝炎、肝硬変、肝臓がんまで進行するのを待つことになるでしょう。健康診断の肝機能の異常数値や超音波検査で脂肪肝を指摘されたらチャンスです。同じ検査を短期間に何度受け直しても変わらないでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしや自分の体の分解　廃棄　解毒工場は作動できてないんじゃないかと肝臓を思いやってください。ウェルネスクリニック神楽坂ではさらに一歩踏み込み、腸肝相関のパズルのピースをはめ、最適健康を目指すお手伝いをします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献</strong><br>Kiseleva YV, Maslennikov RV, Gadzhiakhmedova AN, Zharikova TS, Kalinin DV, Zharikov YO.&nbsp;<em>Clostridioides difficile</em>&nbsp;infection in patients with nonalcoholic fatty liver disease-current status. World J Hepatol. 2023 Feb 27;15(2):208-215.<br><a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10011916">https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10011916</a><br><a href="https://doi.org/10.4254/wjh.v15.i2.208">https://doi.org/10.4254/wjh.v15.i2.208</a><br>偽膜性大腸炎を起こす腸内のクロストリジウム・ディフィシル菌と脂肪肝の関係についての論文です。腸内環境と腸粘膜の状態が肝機能に影響を及ぼすという内容です。ディスバイオーシスとNAFLDに着眼しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Kraft S, Buchenauer L, Polte T. Mold, Mycotoxins and a Dysregulated Immune System: A Combination of Concern? Int J Mol Sci. 2021 Nov 12;22(22):12269.<br><a href="https://doi.org/10.3390/ijms222212269">https://doi.org/10.3390/ijms222212269</a><br>カビ菌への暴露とその毒素（マイコトキシン）の全身への作用を各臓器、組織、機能、後遺症について議論した論文。腸肝相関、腸脳相関、胃腸障害、過敏性腸症候群、ディスバイオーシス、認知機能、免疫系の悪化、慢性炎症なども包括的にカバーしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Pabst, O., Hornef, M.W., Schaap, F.G.&nbsp;et al.&nbsp;Gut–liver axis: barriers and functional circuits.Nat Rev Gastroenterol Hepatol&nbsp;20, 447–461 (2023).<br><a href="https://doi.org/10.1038/s41575-023-00771-6">https://doi.org/10.1038/s41575-023-00771-6</a><br>肝臓と腸の密接な関係について、両者は常に情報交換’’cross talk’’をしていることをレビューした文献</p>



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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="kpUL19Xpi2"><a href="https://wellnesskk.net/diseases/intestine/">腸・消化機能の異常(SIBO含む)</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="“腸・消化機能の異常(SIBO含む)” — ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/diseases/intestine/embed/#?secret=SfmU5pZig8#?secret=kpUL19Xpi2" data-secret="kpUL19Xpi2" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="Br9vHBJuxo"><a href="https://wellnesskk.net/first-visit/">初めての方の治療の流れ</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;初めての方の治療の流れ&#8221; &#8212; ウェルネスクリニック神楽坂" src="https://wellnesskk.net/first-visit/embed/#?secret=Kt4d8nrJTD#?secret=Br9vHBJuxo" data-secret="Br9vHBJuxo" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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